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森羅万象 ~ 歩く印象派

岸部露伴は動かない 荒木飛呂彦新作 ジャンプスクウェアに登場!

2007年12月10日 18時27分45秒 | ジョジョの奇妙な冒険
>昨夜、K氏からメールで知らせが入った。即、コンビニでゲットしたのが上記。
数あるジョジョキャラの中で最も荒木氏本人に近いといわれる岸部露伴。第4部で登場して以来、単独でもストーリーが発表されている。今回も、編集者も仰天という過激な「取材」を敢行した結果、無一文に?という場面から話が始まる。

>ところで、この荒木氏の作品が掲載された「ジャンプスクエア」だが、なかなかの売れ行きだそうだ。


ジャンプスクエア:完売続出、史上初の10万部増刷 不振覆す大ヒットの理由は…

 2日に創刊した新月刊マンガ誌「ジャンプスクエア(SQ)」(集英社、毎月4日発売)が大ヒットしている。月刊誌としては異例の50万部を発行したところに、発売数日で東京都内の大型書店やマンガ専門書店などで完売が相次ぎ、書店では「予想以上の反応」と対応に追われた。集英社もマンガ誌初の10 万部を追加した。異例のヒットの秘密を追った。【渡辺圭】

 「ジャンプスクエア」は6月に休刊した「月刊少年ジャンプ」に代わる新たな月刊誌として創刊。記念すべき創刊号の巻頭カラーは、「るろうに剣心」の和月伸宏さんの新作で、人造人間をめぐり、奇妙な運命に巻き込まれる二人の若者を描くファンタジー「エンバーミング」が飾った。巻中カラーには、49 ページ読み切りで、「べしゃり暮らし」の森田まさのりさん原作、「デスノート」の小畑健さん作画という豪華コンビの「HELLO BABY」が登場。また、少女マンガのベストセラー「花より男子」の神尾葉子さんは、全敗の女子高生プロレスラーを描く青春コメディー「まつりスペシャル」で“少年誌デビュー”を果たした。

 そのほかにも、片山憲太郎さんのライトノベル「紅」(山本ヤマト画)と2号から登場する小野不由美さんのベストセラー「屍鬼」(藤崎竜画)など人気小説や、アニメ「ドラゴノーツ」、ゲーム「テイルズ」シリーズのマンガ版などメディアミックス作品も連載。「クレイモア」(八木教広)や「ロザリオとバンパイア」(池田晃久)など「月刊少年ジャンプ」の人気連載も引き継がれた。

 「ジャンプスクエア」と「月刊少年ジャンプ」の大きな違いは読者の対象年齢を高目に設定したことだ。「週刊」「月刊」ともにメーンターゲットは小学校高学年から中学生だが、「スクエア」は20代に設定。藤子不二雄Aさんが趣味のゴルフとお酒などをテーマにしたエッセーマンガ「PARマンの情熱的な日々」や、「ジョジョの奇妙な冒険」の番外編を予定しているなど、「月刊少年ジャンプ」より大人向けのラインアップになっている。

 東京・秋葉原のアニメショップ「アニメイト」秋葉原本店では、創刊日にエコバッグや下敷きなどの特典グッズをプレゼントする店頭キャンペーンを展開してほぼ完売。マンガ専門店「まんが王八王子店」や東京・池袋のジュンク堂書店などでも完売した。まんが王八王子店の日吉雄さんは「創刊日の夜からサラリーマン層の購入が目立つ。かつてのジャンプ読者に人気の和月さんらが連載しているので、読者が戻ってきたのでは」と話す。集英社では創刊からわずか3日後に増刷を決定、同社のマンガ雑誌として初の重版となった。

 月刊マンガ誌は05年から07年にかけて創刊と休刊が相次いでいる。05年に講談社が「月刊少年シリウス」を創刊させたのを始めに、「月刊コミックREX」(一迅社)、「月刊少年ブラッド」(モビーダ・エンターテイメント、現フレックスコミックス)、「月刊コミックアライブ」(メディアファクトリー)、「月刊少年ファング」(リイド社)、「COMICリュウ」(徳間書店)、「月刊ヤングキング」(少年画報社)と相次いで創刊したが、「ブラッド」「ファング」はすでに休刊し、他誌も「いずれも苦戦を強いられている」(日吉さん)のが現状だ。また、「プラモ狂四郎」などで人気だった少年向け月刊誌の “老舗”「コミックボンボン」(講談社)も売り上げ不振を理由に休刊するなど、マンガ誌全体の売れ行きは落ち込んでいた。

◇20~30代読者を“発掘”

 そんな中での「ジャンプスクエア」の成功は、これからのマンガにも影響を与えそうだ。「マンガ産業論」などの著書があるマンガ研究家の中野晴行さんは、「マンガからちょっと離れてしまっていた20代後半から30代の読者を再びマンガに戻せた功績は大きく、新たな鉱脈を掘り当てたようなもの。さらに注目度が高まれば、『週刊少年ジャンプ』の読者も目を向けるようになる。昨今の映像化に頼ったヒットではないので、他社もいいヒントになったのでは」と話している。

 2007年11月25日


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