![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/8e/2da48c82b0d1337e384f177d736e8236.jpg)
田母神空幕長
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/4c/676bee826f92ebf734ed51cc3db513e7.jpg)
↑クラスター爆弾略図(詳しくは上のイラストをクリック)
あの沖縄戦での住民犠牲を忘れたかのような発言に驚いた。
田母神空幕長の発言。
「クラスター爆弾で被害を受けるのは日本国民。国民が爆弾で被害を受けるか、敵国に日本が占領されるか、どちらかを考えた時、防衛手段を持っておくべきだ」
「民間の犠牲やむなし」ととれる発言だ。
<クラスター爆弾>禁止条約結論出ず 日本は孤立 リマ会議
5月26日11時30分配信 毎日新聞より
【リマ大治朋子、澤田克己】不発弾が市民を無差別に殺傷しているクラスター爆弾の禁止条約作りを目指しペルー・リマで開催されていた「クラスター爆弾禁止リマ会議」は、禁止対象をめぐる意見の隔たりが大きく、条約について結論が出せないまま25日、閉幕した。会議では各国が「不発率の極めて高い旧型のクラスター爆弾は廃棄すべきだ」との共通認識を相次いで示したが、日本は「廃棄するかどうかは今後の議論」と指摘するなど、日本の認識の孤立化が鮮明になった。
また、日本の防衛省幹部らがクラスター爆弾について国民が被害を受けても「防衛上必要」とした発言について参加者から批判が相次いだ。
会議では禁止対象について、全面禁止を提唱するノルウェーなどと、不発率が低い改良型は当面使用を認める独英仏などに立場が分かれたが、いずれの側も不発率が1%程度以上の種類は「廃棄すべきだ」との共通認識を示した。独代表団は「不発率1%以上なら廃棄すべきだというのが、リマ会議に参加した国の共通認識」と語った。英独カナダは既に旧型の廃棄を予定している。
日本は会議の席上「人道面と安全保障面のバランスを考慮しつつ対処することが重要だ」と指摘。敵の着上陸侵攻などを想定し同爆弾が必要との立場を改めて示した。さらに、旧型の廃棄について「各国の置かれている状況は違う」と取材に答え、共通認識とはいえないとの考えを示した。
一方、田母神俊雄・航空幕僚長が「不発弾による(日本人の)被害も出るが占領される被害の方が何万倍も大きい」と同爆弾の必要性を強調した点について、同会議に出席していた英国のエルトン上院議員は「日本国内で使えば市民の犠牲は免れない。軍の論理より民間人への犠牲を最大に配慮すべきだ」と疑問を呈した。また非政府組織(NGO)の連合体「クラスター爆弾連合」のコーディネーター、トーマス・ナッシュ氏は「信じがたい発言。日本を占領できるほど軍事力を持つ敵だったら、クラスター爆弾程度で撃退できるわけがない」と語った。
日本は不発率が4~20%以上とされるクラスター爆弾を陸空両自衛隊で保有している。※
最終更新:5月26日11時39分
毎日新聞
※クラスター爆弾:航空自衛隊は1987年度から16年間かけて数千発、計148億円分購入。
写真はキティホーク上のクラスター爆弾(ロイター)
![](http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/Images/anti-human-2.jpg)
以下は朝日COMより
「クラスター爆弾は防衛に必要」 空幕長が明言
2007年05月26日02時51分
クラスター爆弾について、防衛省の田母神俊雄(たもがみ・としお)空幕長は25日の定例会見で、「日本は島国で海岸線が長く、クラスター爆弾は防御に有効」と述べ、防衛手段として必要だという考えを示した。
クラスター爆弾は親爆弾の中に多数の子爆弾を含んでおり、不発の子爆弾が地元の市民に被害を及ぼすと指摘されている。自衛隊では現在、航空自衛隊と陸上自衛隊が保有している。
日本では、クラスター爆弾を上陸してくる敵を海岸線で防ぐために使うことが想定されている。田母神空幕長は「クラスター爆弾で被害を受けるのは日本国民。国民が爆弾で被害を受けるか、敵国に日本が占領されるか、どちらかを考えた時、防衛手段を持っておくべきだ」と述べた。
久間防衛相も同日の閣議後会見で、「攻撃されて蹂躙(じゅうりん)されるか、守り抜いた後で不発弾処理をした方がいいか。今の技術レベルだと、私は後者だと思う」と述べた。
これから第3次世界大戦が起きるなどということもないだろうし、人智でそういう規模の戦争は極力避けるようになると思います。現実問題として、日本が他国からの総攻撃にあうようなことって考えらないとおもうのだけれど。テロリズムのような、ゲリラ戦、局地攻撃は増えるだろうけど、それに日本がクラスター爆弾みたいなもので総防御体制にはいるとも思わないし。結局防衛庁って、絵に描いた餅みたいなものなんだから・・・・。
国民の犠牲はやむ負えないなんて、よく、今の憲法のもとで公人が言えたものだとあきれ返りますね!
http://obiekt.seesaa.net/article/41790737.html
ミサイルで飛ばすんでしょうか?
爆弾が積める攻撃機、戦闘爆撃機、戦闘攻撃機は、
「専守防衛を掲げる日本」では「違憲っぽい」から
「支援戦闘機」ってジャンルがあるのか!
(物は同じだな。普通に考えて)
凡人にはなかなか難しい概念です。
http://blog.goo.ne.jp/ns3082/e/2fe47d39ebc1a885558b676280ae2e3b
防衛庁は「クラスター爆弾は、我が国の領域外において使用することは想定しておらず」と言ってますからもっぱら国内専用ということです。「自分で撒いて自分で刈る。」う~む、なんだかなあ、です。
>もうちっと調べて書かないと無知をさらす
こうした分野・意見沢山あるとおもうよ。
建設的に「論理」を立てて、様々な言い分を語る・で、論議する。が、大事よ!
貴方の、「物言い」は、すでに、相手を威嚇や罵声を浴びせて、黙らそうってのと同じじゃない?
民主的論議ってのと、対極だね。
「いいネタを提供してくれた」
と、逆に考えてみるんだ。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/dd/6d5e7439fd4f7bf0bfeda2bdcff8b5cb.png
(内輪受けでスマン)
私の少ない体験の中からなんですが民主主義というのは合意を得るまでの七面倒くさいと思える手続きそのものの中にあるということに気がついたんですね。早く結論を出したいと思っても、説明の手を抜かず、途中の過程をはしょらず、粘り強く、自分と異なる意見との擦り合わせ、そういうものを通して相手を知り,自分を知る、そういうことの積み重ねなんだと思います。今の子供達(大人もか!)の一番苦手な行為です。