映画の話でコーヒーブレイク

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ロボット

2012-05-20 | インド映画
インド映画を見るのは久しぶりです。
初めて見たインド映画は「ムトゥ 踊るマハラジャ」。
1998年に公開され、一大ブームになったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
        
そして本作の主演がその「踊るマハラジャ」のラジニカーンさんなんです。
98年当時でも決してお若くはなかったような・・・。
現在は63歳ですが、超美人女優さんを相手に歌って踊って恋をして、大活躍です。


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            ロ  ボ  ッ  ト

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 < ストーリー >
バシーガラン博士は研究に没頭し、ついにチッティという高性能のロボットを作り上げた。
ところが、ロボットゆえ融通が利かずミスを犯し非難を浴びる。
そこで博士はチッティに人間の感情を理解するよう改良するが、博士の恋人・サナに恋をする。
サナに振られ、博士に廃棄処分にされたチッティは、博士をライバル視するボーラ博士によって
回収され、強力な殺人兵器としてよみがえる。自分のレプリカを大量に作り、サナを振り向かせようと
暴走するチッティの運命は?

ラジニカーンさん、お若い!

ラジオでジョン・カビラがメッチャクチャ面白いと紹介しておられたのを聞き見てきました。
映画館の予告でも見たことが無かったのですが、一度だけテレビでCMを見ました。

確かに、なんだかハチャメチャなんだけれど、面白~い!!

大阪大学の石黒浩教授が自分そっくりのアンドロイドを作って話題になりましたが、あんな感じ。
バシーガラン博士は人の役に立つようにと自分そっくりのロボットチッティを作ったのだけれど
なかなかうまくいかない。

アシモフのロボット工学三原則
・ロボットは人間に危害を加えてはならない
・ロボットは人間の命令に服従しなければならない
・上記2項目に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない
に則って作ったロボットが人間を攻撃するというのは「アイ,ロボット」と同じなのですが、
本作では、ロボット工学研究者の開発をめぐる嫉妬と陰謀、
そして感情を持ったロボットが自分を作った博士の恋人に横恋慕という
非常に人間臭い展開です。

勿論、インド映画のお約束、歌って踊るシーンがこれでもか~っと満載です。
博士の恋人サナ役の女優さんの美しいこと!美人だ~!
美人なだけじゃなくって踊りも上手い!
博士役の還暦越えラジニカーンさんもお年を感じさせない風貌とダンス

後半、大量のロボットが様々なフォーメーションを組んで戦う怒涛のシーンは爆笑です。

博士をコピーしたロボットが整列している姿を見て「チャーリーとチョコレート工場」の
ウンパルンパを思い出しました。
ロボットの不死身な感じは「ターミネーター」を彷彿とします。
VFXやアニマトロニクスの技術を駆使した映像は、流石IT大国インドだなぁと思ったら
担当したのはアメリカの会社のようですね。

歌と踊りに、爆笑の展開だけでなく、
最後には人間の愚かさをチクリと突くなかなかいいメッセージも台詞の中にあって、
唯のお祭り映画というわけではないですよ 


元々、3時間くらいあるインド版を日本では139分に編集しているそうなのですが
ノーカット版が見てみたいもんだ。



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