いよいよ金曜日、決勝リーグ進出をかけた大事な試合の対戦相手がデンマー~ク!
だからという訳ではないのですが、今回取り上げるのはデンマーク映画です。
私にはあまり馴染みの無かったデンマーク映画。
記憶に残るのは「幸せになるためのイタリア語講座」くらいです。
イタリア語クラスで出会った人たちが、悩みを乗り越えてゆくストーリーに、私も幸せな気持になれました。
今回デンマーク映画でググッてみたら「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もデンマーク映画だったんですね
メチャクチャ暗かった記憶が・・・。
「扉をたたく人」のDVDをビデオショップで探していた時に本作を見つけ、あらすじを読んで
現在公開中の「マイ・ブラザー」が本作のリメイクであることを知り見てみる事にしました。
予告編で何度も見て、トビー・マグアイアの痩せように鬼気迫るものを感じた映画です。
トビー ナタリー・ポートマン ジェイク・ギレンホール
オリジナルを見て、リメイクの予告編を見て、リメイク版の3人はこのストーリーには若すぎるんではないか?
と思った次第です。
でも・・・トビーってもう34歳だったのね?! 今でも高校生役できちゃうんじゃない? 童顔?です。
**************
あ る 愛 の 風 景
**************
< ストーリー >
妻サラと二人の可愛い娘のいる国連軍のエリート兵士ミカエル。
弟のヤニックは家族のお荷物で、銀行強盗をはたらき出所したばかり。
そんな中、ミカエルにアフガニスタンへの派遣が命じられる。やがて戦場から訃報が届き、
悲嘆にくれる家族。
そんな家族を支えるヤニックに、サラも娘たちも彼を頼るようになる。
その頃捕虜となったミカエルは、過酷な状況の中ある決断を迫られた。
その後、国連軍に助けられ帰国した彼は、まるで別人のようになっていた…。
国連の多国籍軍には20を越える国々が参加し、各地の平和維持活動に出兵しており、
デンマークの国連軍もアフガニスタンに出兵しているということを初めて知りました。
そして、捕虜となったアフガニスタンで究極の選択を迫られるミカエル。
酷いことを要求するよなぁ・・・。でも戦場では何でもあり。
戦場へ行くということは、日々そういう場面に遭遇し、選択を迫られるということなんですね。
前回の「one shot one kill」で、3ヶ月の訓練で一人前の海兵隊員になるということは
戦場で素手でも敵を殺せるようになること、身体で覚えて反応することだと知りました。
愛する家族の下へ戻るにはこの選択しかなかったわけで・・・、でも自責の念で押しつぶされそうです。
そりゃ、病むよなぁ。
何があったのか誰にも言えず、妻と弟の仲を疑い、感情をコントロールできず粗暴な行動を取るミカエル。
別人のような変貌ぶりに戸惑い身の危険すら感じる妻や娘たち。
いずれの選択をしても、みんな悲しみと苦悩の日々。
ミカエルは立ち直ることができるのか?
家族は彼を受け入れることができるのか?
辛く、苦しいエンディングが、戦争の現実、帰還兵士の苦しみを突きつけます。
イラクやアフガニスタンで戦争が終っていないことは誰もが知ることですが、
戦地で平和維持活動に加わる軍人たちが、世界の平和な国々から派遣されているということ、
多くの国が痛みを共有していることを再確認しました。
兄役のウルリク・トムセンって・・・「マーサの幸せレシピ」で隣人の建築家ね。
弟役のニコライ・リー・カースって・・「天使と悪魔」の暗殺者ですって!
女性監督スサンネ・ビアの他の作品は・・・と、「しあわせの孤独」「アフター・ウエディング」を
芋ずる式で連続鑑賞しました。
いずれも予期せぬ出来事によって、突然しあわせな日々を奪われてしまう家族の苦悩と葛藤を描いています。
<「しあわせの孤独」のストーリー >
セシリとヨアヒムは結婚間近。ある日、ヨアヒムが交通事故にあい、半身不随となる。
「憐れみはいらない」とヨアヒムに拒否されたセシリは、加害者の夫ニルス(マッツ・ミケルセン)に
救いを求める。
ビデオショップ店長のポップ広告がびっしり
<「アフター・ウエディング」のストーリー >
インドで孤児の援助活動に従事するヤコブ(マッツ・ミケルセン)は、実業家ヨルゲンからの巨額な寄付金の
申し出に故郷デンマークへ帰る。そして、ヨルゲンの妻ヘレナが自分のかつての恋人であり、
20年間知らなかったある事実を知ることになる。
明日も穏やかな一日が訪れると誰もが信じ毎日を送っているけれど、事故であったり病気であったり、
天災であったり、時として生活を一変するようなことが起こることもある。
私たちの生活って脆弱なものの上に築かれているんですねぇ。
それを乗り越えていくのが家族の支えでしょうか。
両方に主演しているマッツ・ミケルセンは「007 カジノ・ロワイアル」の悪役ル・シッフル、
そして「シャネルとストラビンスキー」でストラビンスキーを演じておられました。
デンマークの俳優さんって、皆さんインターナショナルですね。
頑張れ! 日本!
だからという訳ではないのですが、今回取り上げるのはデンマーク映画です。
私にはあまり馴染みの無かったデンマーク映画。
記憶に残るのは「幸せになるためのイタリア語講座」くらいです。
イタリア語クラスで出会った人たちが、悩みを乗り越えてゆくストーリーに、私も幸せな気持になれました。
今回デンマーク映画でググッてみたら「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もデンマーク映画だったんですね
メチャクチャ暗かった記憶が・・・。
「扉をたたく人」のDVDをビデオショップで探していた時に本作を見つけ、あらすじを読んで
現在公開中の「マイ・ブラザー」が本作のリメイクであることを知り見てみる事にしました。
予告編で何度も見て、トビー・マグアイアの痩せように鬼気迫るものを感じた映画です。
トビー ナタリー・ポートマン ジェイク・ギレンホール
オリジナルを見て、リメイクの予告編を見て、リメイク版の3人はこのストーリーには若すぎるんではないか?
と思った次第です。
でも・・・トビーってもう34歳だったのね?! 今でも高校生役できちゃうんじゃない? 童顔?です。
**************
あ る 愛 の 風 景
**************
< ストーリー >
妻サラと二人の可愛い娘のいる国連軍のエリート兵士ミカエル。
弟のヤニックは家族のお荷物で、銀行強盗をはたらき出所したばかり。
そんな中、ミカエルにアフガニスタンへの派遣が命じられる。やがて戦場から訃報が届き、
悲嘆にくれる家族。
そんな家族を支えるヤニックに、サラも娘たちも彼を頼るようになる。
その頃捕虜となったミカエルは、過酷な状況の中ある決断を迫られた。
その後、国連軍に助けられ帰国した彼は、まるで別人のようになっていた…。
国連の多国籍軍には20を越える国々が参加し、各地の平和維持活動に出兵しており、
デンマークの国連軍もアフガニスタンに出兵しているということを初めて知りました。
そして、捕虜となったアフガニスタンで究極の選択を迫られるミカエル。
酷いことを要求するよなぁ・・・。でも戦場では何でもあり。
戦場へ行くということは、日々そういう場面に遭遇し、選択を迫られるということなんですね。
前回の「one shot one kill」で、3ヶ月の訓練で一人前の海兵隊員になるということは
戦場で素手でも敵を殺せるようになること、身体で覚えて反応することだと知りました。
愛する家族の下へ戻るにはこの選択しかなかったわけで・・・、でも自責の念で押しつぶされそうです。
そりゃ、病むよなぁ。
何があったのか誰にも言えず、妻と弟の仲を疑い、感情をコントロールできず粗暴な行動を取るミカエル。
別人のような変貌ぶりに戸惑い身の危険すら感じる妻や娘たち。
いずれの選択をしても、みんな悲しみと苦悩の日々。
ミカエルは立ち直ることができるのか?
家族は彼を受け入れることができるのか?
辛く、苦しいエンディングが、戦争の現実、帰還兵士の苦しみを突きつけます。
イラクやアフガニスタンで戦争が終っていないことは誰もが知ることですが、
戦地で平和維持活動に加わる軍人たちが、世界の平和な国々から派遣されているということ、
多くの国が痛みを共有していることを再確認しました。
兄役のウルリク・トムセンって・・・「マーサの幸せレシピ」で隣人の建築家ね。
弟役のニコライ・リー・カースって・・「天使と悪魔」の暗殺者ですって!
女性監督スサンネ・ビアの他の作品は・・・と、「しあわせの孤独」「アフター・ウエディング」を
芋ずる式で連続鑑賞しました。
いずれも予期せぬ出来事によって、突然しあわせな日々を奪われてしまう家族の苦悩と葛藤を描いています。
<「しあわせの孤独」のストーリー >
セシリとヨアヒムは結婚間近。ある日、ヨアヒムが交通事故にあい、半身不随となる。
「憐れみはいらない」とヨアヒムに拒否されたセシリは、加害者の夫ニルス(マッツ・ミケルセン)に
救いを求める。
ビデオショップ店長のポップ広告がびっしり
<「アフター・ウエディング」のストーリー >
インドで孤児の援助活動に従事するヤコブ(マッツ・ミケルセン)は、実業家ヨルゲンからの巨額な寄付金の
申し出に故郷デンマークへ帰る。そして、ヨルゲンの妻ヘレナが自分のかつての恋人であり、
20年間知らなかったある事実を知ることになる。
明日も穏やかな一日が訪れると誰もが信じ毎日を送っているけれど、事故であったり病気であったり、
天災であったり、時として生活を一変するようなことが起こることもある。
私たちの生活って脆弱なものの上に築かれているんですねぇ。
それを乗り越えていくのが家族の支えでしょうか。
両方に主演しているマッツ・ミケルセンは「007 カジノ・ロワイアル」の悪役ル・シッフル、
そして「シャネルとストラビンスキー」でストラビンスキーを演じておられました。
デンマークの俳優さんって、皆さんインターナショナルですね。
頑張れ! 日本!