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「年賀状 事情 」

2021年01月06日 | 友人たち

今年も多くの年賀状をいただきました。

差し出す苦労を上回り、もらうと嬉しいのが年賀状。

古希を超すと、毎年徐々に減る年賀状。

 

民間企業勤務時代のピークの半分にまで減った年賀状。

営業時代は、「下心」もあり、得意先の責任者に出すのも「営業活動?」。

今は、昔の得意先とのやり取りは、十分の一程度。

でも利害を超えての、「連帯感」も感じます。

お互い退職のため、「会社人」でなく、個人の付き合いになっているからでしょう。

 

     

 

一緒に働いた仲間とのやり取りは、まだまだ多いもの。

北海道から九州まで、全国に亘っての友人・知人です。

悲しいのは、本人の死亡を告げる家族の喪中欠礼のはがき。

 

絶句し、しばし呆然。思い出すのは、なぜか笑顔の故人。

亡くなった人のデータを削除するときのを寂しさは深いのです。

逆に、知人・友人が亡くなっても、奥さんや子供さんとの年賀状交換も。

 

「今年で年賀状卒業」が加筆されているときは悩みます。

削除するか、住所録は残し、印刷のみ止めるか。

消息を訪ねられたら、応えられるようにするため残したいと。

 

     

 

今年 大多数の賀状に、記されている「コロナ」の文字。

当たり前の生活復帰願望、日常生活のありがたさが大半です。

国内・海外問わず旅行好きは、エネルギーの発散場所がないらしい。

又遠隔地の家族と会えず、結婚後 初めて独りで迎えた正月の人も。

何より、先の見えない閉塞感を嘆く賀状の多いこと。 

 

その中にあって、新しいことを始めた人も。

調理・農業・ボランティアなどなど。

この時期だから、何かを始めたいと考える人も増えました。

 

     

 

年賀状ソフトを使い始めたのが今から20数年前。

それまでは、当然手書き。あて名書きを、20年間かみさん任せ。

12月に入ると書き始めるかみさん。師走が憂鬱だったと言います。

悪筆の私は、筆を持つことすらしません。今思うと「関白」の極み。

 

私に来た年賀状を最近よく見ているかみさん。

名前・住所に記憶のある人が大半。それは、手書き継続で記憶にあるのです。

印刷された典型的な言葉より、メッセージがあると楽しく嬉しいのは私も同じ。

 

     

 

ハローワーク、地方行政は、虚礼?廃止。

お互い出し合うことも少ない職場。

でも 年賀状で近況確認は懐かしさと意外な発見も。「あの人が?」

 

「年賀状を出すのを止めるのは、いつかな?」と私。

「出し続けたら!」とかみさん。

少なくとも、働いている間は、出し続けるでしょう。

 

画像   私の年賀状 今年出した内容

     川崎の家  35年前に住んだ社宅、新百合、リッチなリロケーション物件 

           当時はまだ高嶺のシステムキッチン、オーディオルームも

     九州の家  25年前住んだ古賀、個室6部屋の広い戸建て

     浜松の家  20年前住んだ駅近くの便利な戸建て

     中野坂上  12年前住んだマンション、定年前 数か月の単身生活

           神田川横、前でよく映画のロケが

    ※ 庭でBBQが条件で、ほとんど戸建てを選びました

コメント (3)
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