元ベース弾きの田舎暮らしは

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「母の転院、病院→老健施設」

2013年06月20日 | ふるさとの母親
母親が介護老人保険施設に移りました。

脳内出血を起こして入院してからちょうど1年。
複数の病院を経由してから、市内の老健に。
急性、リハビリ、療養のステップを踏みました。

先月 病院長に呼ばれ、病状や今後のケアについて説明が。併せて転院のお勧め?
胃漏を作り、十分な栄養を摂取していることから体力を回復。
ゼリーやアイスクリームなどを楽しめる状態にまで回復。
意識不明、失語症状から「奇跡」の回復です。ただ90歳としての話ですが。

半身のマヒはまだとれません。
会話は成立しますが、まだ一部発語が不明瞭なことも。
思考力・記憶力はほとんど元通りに。たまに固有名詞が出てこないことがありますが。

新見市の地元紙「備北民報」をメガネなしで読みます。
一番の関心事は、「死亡・結婚、誕生」の戸籍異動。それに人物写真にも興味を。
「最近自分より若い人が亡くなる。」と嘆いています。

母親は不安を感じながら、先週 介護タクシーで10分ほどの距離の施設へ転院。

個室や二人部屋より、大部屋(四人部屋)が好み。
ほかの患者と見舞客との会話をさりげなく聴くことが刺激になっている様子。
ラジオは聴くものの、テレビを観たいとは言いません。
本人の要望で買った全国の駅名の入った地図を、食い入るように見ます。
60年以上も前の国鉄勤務時代に訪問した土地を、懐かしんでいる様子。

今後もリハビリをすることで、マヒの克服・嚥下力のアップが目標です。
親戚や知人の見舞いが楽しみな様子。
それ以外は看護師や介護・リハビリ担当者の「身元調査」が趣味。
「あなたのおばあさんを知っている」「お父さんはどうしている?」とヒアリング。
ボケ防止には最高の手法かもしれません。
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