元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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「ホタル&田植え」

2013年06月11日 | ふるさと
昨晩・一昨晩 2夜に亘って「蛍」観賞。

夜何気なく暗い外を見たら、ホタルが飛んでいます。
小さな川から家の前の田んぼを渡って、我が家の方に来たのです。
感動しました。ホタルを予測してなかったから。

しばらく忘れていた「ホタル狩り」。
私よりかみさんが大乗り気。夜は肌寒いため上にいち枚羽織って出かけます。
100メートル先の小さな川、それが注ぎ込む200メートル先の中くらいな川。
高梁川の支流とそのまた支流。ホタルの飛ぶ舞台です。

小さな橋の上で、しばし見とれます。
不思議なことに、ばらばらのホタルの光の点滅がシンクロしてしばらく一斉にオン・オフ。
ホタルを観ている間は、かみさんとも会話なし。無言で見つめます。
帰り道、低空を飛ぶ「はぐれホタル」を猫が追いかけていました。「トトロ」の世界です。

田植えが終わる頃、ホタルが飛ぶことを忘れていました。毎年のことなのに忘れっぽいこと。



今年の田植え準備は疲れました。
「代かき」後、水面から顔を出していたのが七草の「せり」。
半端な数ではありません。途方にくれましたが、手で採るしかありません。
トラクターで粉砕された「せり」が「挿し木状態」で成長していたのです。

かみさんと中腰で採ったセリの量、およそ100キログラム。土付きです。
ビニールの買い物袋およそ20杯分。重くて運べません。
代かきで滑らかになった田んぼの表面を引きずりました。

夫婦とも数日間、腰痛に悩まされました。
その苦労あっての、ホタルに囲まれての夕べ。
田舎暮らしのだいご味です。子供に見せてやりたいけど、この時期の帰省はありません。

画像  隣市 高梁の「神楽街道」につながる高架の農道 立派さに驚き
コメント
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