母親の入院している病院からの着信履歴あり。
折り返しの電話をする間、不安でした。
施設から緊急搬送されたのが2週間前。
若い内科医の下した診断は、肺炎とまさかの脱水症状。
「血液検査の結果、厳しい状況です。」との宣告。
重ねて、延命措置をどうするかの確認も。
今まで、「今回は・・」と言われながら、そのたびに五度も「復活」した母親。
しかし 今回 立ち会った妹も、私とおなじように覚悟を決めた瞬間でした。
家に帰り、万が一の場合の緊急連絡先のリストを再チェック。
セレモニーホールの状況確認も・
コロナ対策から、面会謝絶の病院。
午前7時過ぎに、母親の病状確認をする毎朝。
当直の看護師が電話に出る間、ドキドキする時間の長いこと。
電話相手の「日替わり」の看護師の態度・口調は様々。
親切な看護師と事務的な看護師の差がくっきり。
「詳しいことは、主治医からの電話をお待ちください。」
そのような中での、医師からの電話。
「症状が安定し、点滴は中止し、栄養の開始と塩分補給の継続中。」
「酸素マスクも外せました。」とホッとする言葉でした。
一昨日、入退院担当の看護師から、「症状も安定したので、退院可能です。」
「施設と話し、退院日程の調整をします。」と。
施設からも電話があり、退院日が決定しました。
覚悟を決めた今回の緊急入院。
しかし、再び「奇跡の再来」。
8年前、脳内出血で倒れ、施設入所後も、入退院を繰り返した母親。
98歳の高齢ながら、認知にもならない強靭な意思と体力。
母方の祖父が99歳、祖母が94歳まで生きたDNAは母親にも。
100歳超えの未来の可能性も。
とはいえ、高齢が故の急変もあるかもしれません。
八百万の神や、仏の加護に感謝する「俄か信者」の私です。
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