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「変革」(農業編)

2010年04月23日 | 農業
もう一ケ月もすると始まる田植え。
今年 小さな決断を。

栽培する品種を変えることにしました。
新しく植えるのは「きぬむすめ」。今までは古来からの「日本晴」。
もう数十年作ってきた品種変更は、少し勇気も必要。
農業初心者の私には冒険です。

昨年秋 炊きたての米の食味のブラインドテストを我が家でしました。
世の中で言われるほど食味の差があるのか と。
一方が有名ブランド「こしひかり」、もうひとつが今まで作ってきた「日本晴」。
炊きたてのご飯を食べ比べました。

でも 私にはその差がわかりませんでした。炊きたては、どの米も美味しいのです。
しかし 冷めたご飯に大きな差が。うまみが違います。そこで決断を。

昔から「晩生(おくて)」の米作りが我が家の伝統。
必ず水温の上がる盆過ぎに稲穂が出始めるため、天候の影響が少ないのです。
味がよく、収穫時期の遅い品種を探しました。それが「きぬむすめ」。
普及所や農協に、品種変更のリスクを確認しましたが、ほとんどないとのこと。

     

例年 農協に苗作りを依頼。今年は「きぬむすめ」を頼みました。
費用は、今までと同じ価格。およそ4万円。5月下旬に田植えの予定です。
最近の天候不順によって、苗の生育が遅れているらしい。
多くの農家が5月のGWに田植え。皆困っている様子。

昨年は、大幅な収穫増。Uターン後に開始の農業ビギナーズラックでした。
田植え直後 ヌートリアに苗の一部を食われるハプニングもありましたが。
今年も新品種「きぬむすめ」の新米の豊作を期待しています。

画像  昨年の田植え直後の田んぼ
     コンクリートの畔(水回りをよくするための作業が必要、重労働です)
コメント
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