今週 叔父が亡くなりました。85歳でした。父のすぐ下の弟です。
顔を見ると、病気のせいもありますが、すっかり痩せていました。
もうずいぶん前に亡くなった祖父にそっくりです。親子ですから当然と言えば、そうですが、その年齢になると身内は同じような顔になるのだと実感しました。
葬儀に出席して、久しぶりに従兄弟たちに会いました。
幼いころの話をしだすと、一気に昔にタイムスリップです。いつも集まる母や叔母たちが、今回いないので雰囲気が違います。
頭を押さえる世代がいないため、若い(?)従兄弟たちは気を遣わなくて済みます。その中でも私が一番年配格になってしまいました。実家は昔で言う「本家」ですから、従兄弟たちが小さい頃、良く来ていたのです。築120年前の古民家には、皆思い出があります。
来年Uターンすると告げると一様に驚きます。40年も出ていたからです。
田舎に帰ったら、従兄弟たちに集合をかけると言うと喜んでくれます。
昔のように、親戚が行き来をしなくなり、葬儀の時しか会えなくなっているため、慌ただしくて、近況も語りつくせません。
父も母も9人兄弟でした。従兄弟や身内は相当な人数です。
冠婚葬祭は自宅でするため、田舎の家の造り方は独特で、ふすまをとっぱらうと、大広間になります。雑魚寝でした。個人のプライバシーなんてありません。
この古い家を四人の娘たちのためにどのように作り替えるか思案のしどころです。
画像は、実家のイチョウの木の下の奥の間と床の間