熊本から発信です

好きなように楽しく前向きにGO!

台風一過

2006年09月18日 | 日常

台風一過とは云ってもまだ青空は望めない。
でも予想を外してたいした事もなく過ぎ去ったので一安心!

予想では1991年の台風19号の再来と報道されたので
あの19号の時の被害を思い出して今回は少し緊張した。

狭い菜園もかなり厳重に紐を張り巡らして、風で飛ばないように備えた。
停電になると水道も止まるのでお風呂に水を張り、飲み水も用意して
準備万端で、歓迎しないお客様を待ったけどちょっと期待はずれ!

でもこんな期待はずれは大歓迎だ。古くから熊本は災害の時などは
何時も「セイショコ(清正公)さん」のお陰で被害が小さく済むと言い伝えが
あるが今回は「そうかも知れない」なんてつい思ってしまった。

熊本弁でひとこと

たいぎゃな、ひどか、被害のときゃ、セイショコさんの
おんなはらんだった時だけん、しよんなかたい!

歓迎準備の整った我が家の菜園

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無花果の木が倒れたお隣の菜園

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「飾馬卸」

2006年09月17日 | 熊本のイベント

13日の「獅子の飾り卸」に次いで昨日16日は「飾馬卸」だった。
早速デジカメもって藤崎宮へ・・・

「飾馬卸」は奉納される飾り馬と勢子達がお祓いを受ける神事でこの日
高校同窓会、職場団体、祭り愛好者などからなる奉納団体66団体が
順番に境内に集まり夫々にお神酒と参加認定証が渡されて18日の
本祭「随兵行列」を待つことになる。

それにしてもブログのお陰で思わぬ体験をしている。ブログにアップしたい
ばっかりに今までは興味もわかなかった行事もしっかりチェックするように
なり、自分自身に驚いているぐらいだ。

熊本弁でひとこと

よか歳ばしとっとだけん、昔から続いとる行事も、よ~と知っとかにゃん!

          

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*お祓いを受ける飾り馬と勢子達Photo_8
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*参道で順番を待つ飾り馬の団体

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 日頃とはまったく違う環境下にいる馬はすごく動きが不安定。
 その馬を暴れないように上手に導く「口取り」は祭りの華でもあり
 責任の重いポジションだ。

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可愛い子馬の飾り馬も参加。口取りも子供が勤めて観衆を喜ばせる。


獅子の飾り卸し

2006年09月14日 | 熊本のイベント

熊本市に秋を告げる藤崎八旛宮秋季例大祭が始まった。

五日間ある祭りの中で初日にあるのが「獅子の飾り卸」だ。
「新町獅子保存会」による獅子舞が藤崎宮でお祓いを受け
太鼓や銅鑼、笛の音に合わせて雌雄一対の獅子が神前で舞を披露する行事。

今回初めて藤崎宮まで行きこの「獅子の飾り卸」を見学したが予想以上に
素晴らしかった。
これまでは本祭りの時の神幸行列の際の獅子舞しか知らなかったので
神殿の前で繰り広げられる勇壮な舞には感動した。

熊本には昔から「随兵寒合(ずいびょうがんや)」と云う言葉があって
随兵の頃には急に涼しくなるといわれているが近年はこの時期になっても
まだ暑さが残っている事が多い。

熊本弁でひとこと

「随兵寒合」て云うたっちゃ、意味んわからんもんの、おおなったね。

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↓「天拝」      藤崎宮例大祭の初日に八旛宮の神前においてのみ
             舞われる。
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↓「牡丹の舞」    牡丹の花を中心に雌雄の獅子が戯れる舞

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笛、ドラ、太鼓のお囃子の人々

 



ジャガイモとベーコンの洋風煮

2006年09月12日 | 今日の簡単一品

今日は窓から入る風が肌寒くて窓を閉めてしまった。
冷房を入れたりそれかと思うと今日みたいに肌寒かったりとこれからしばらくは
こんな季候の変わり目のお天気が続いてやがて本格的な秋になるのだ。

夕食のメニューもだんだん秋メニューに変わりつつある。調理する者としては
夏の献立より秋冬の献立の方がずっと考えやすい。
困った時のお助けメニューがたくさんあるから・・・鍋もの、汁物、等々・・・

ちょっと美味しいベーコンがあったのでレシピを探してジャガイモと煮てみた。
ワインにも合うお洒落な一品ができた。

熊本弁でひとこと

身寒(みがん)のようなっと、ちぃーとぐらい、うもなかてちゃ
うまかて思うけん、作るもんな、助かったい。

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  • 材料       ジャガイモ 中4個ぐらい ベーコン 適量
              スープ
    (固形スープ一個を水4カップで溶く)
                
    調味料 (砂糖、酒、薄口醤油、みりん各大匙1)
  1. 鍋にベーコンとジャガイモ、スープを入れて火にかける。
  2. 煮立ってきたら調味料を入れて落し蓋をして煮汁が三分の一に
    なるまで煮込む。
  3. ジャガイモに味がしみたらバター10gと黒胡椒を加え全体に混ぜる。
  4. 器に盛ってパセリのみじん切りを散らす。
     
    (我が家はパセリが無かったのでパセリなし)

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船場の親子狸

2006年09月09日 | 熊本あっちこっち

母の月命日にはお墓参りに行く。その日の天候によって歩いたり
バスにしたりするがどっちにしても必ず船場橋を渡る。
私はこの橋から熊本城を望む風景がとても好きだ。古い城下町を
今でも偲ばせる風景だから・・・

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お城を守る内堀の役割をする坪井川の両岸に昔、船着き場があったので
「船場」の名前が生まれたという説がある。

だけどすぐ近くにある市電の停留所の名前は何故か「洗馬橋」とある。
これも一説によると川で馬を洗っていたからだとか?

その電停に可愛い親子狸像がある。となりには狸地蔵も。
肥後手まり唄「あんたがたどこさ」にちなんだモニュメントだ。


  あんたがた どこさ 肥後さ
  肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
  船場川には エビさがおってさ
  それを漁師が 網さでとってさ
  煮てさ 食ってさ うまさが さっさ

  あんたがた どこさ 肥後さ
  肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
  船場山には 狸がおってさ
  それを猟師が 鉄砲で打ってさ
  煮てさ 食ってさ うまさが さっさ

   ※”煮てさ”の後に”焼いてさ”が入ったり”うまさがさっさ”の変わりに
     ”それを木の葉でちょいとかぶせ”などと唄われることもある。

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子狸の手には「てまり」が握らせてある。

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可愛い狸のお地蔵様