母の月命日にはお墓参りに行く。その日の天候によって歩いたり
バスにしたりするがどっちにしても必ず船場橋を渡る。
私はこの橋から熊本城を望む風景がとても好きだ。古い城下町を
今でも偲ばせる風景だから・・・
お城を守る内堀の役割をする坪井川の両岸に昔、船着き場があったので
「船場」の名前が生まれたという説がある。
だけどすぐ近くにある市電の停留所の名前は何故か「洗馬橋」とある。
これも一説によると川で馬を洗っていたからだとか?
その電停に可愛い親子狸像がある。となりには狸地蔵も。
肥後手まり唄「あんたがたどこさ」にちなんだモニュメントだ。
あんたがた どこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
船場川には エビさがおってさ
それを漁師が 網さでとってさ
煮てさ 食ってさ うまさが さっさ
あんたがた どこさ 肥後さ
肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
船場山には 狸がおってさ
それを猟師が 鉄砲で打ってさ
煮てさ 食ってさ うまさが さっさ
※”煮てさ”の後に”焼いてさ”が入ったり”うまさがさっさ”の変わりに
”それを木の葉でちょいとかぶせ”などと唄われることもある。