続けての映画ネタ。クヌートは終始笑みのこぼれる映画だったが今回の
「ハチ」は泣けて泣けて・・・
有名な実話で結末も判っている映画なのに大きな感動を貰った。
今このブログをアップしていてもハチの切ない顔が思い出されてつい胸が
熱くなってウルウルしてくる。
子犬時代のハチは柴犬、成犬のハチは3匹の秋田犬が演じているが
流石のリチャード・ギアもすっかり主役の座はワンちゃん達に譲り渡していた。
可愛らしくてやんちゃな子犬時代、ハツラツと元気な青年期のハチ、
帰らぬ主を待ち続ける年老いたハチ、どのシーンを思い出しても
ウルっ! しばらくは引きずりそうだ。
帰らぬ人を待ち続けるハチが可哀想で涙が止まらなかったがそれは
観客の私の感情で実際のハチは待つことが幸せだったのかも知れないと
終わった後に思い直した。
この映画はハチの目に映る映像をモノクロで表現してある。それが観客に
ハチの気持ちがよく理解できてとても素晴らしい手法だなと思った。
前回観た映画のクヌートにしてもこのハチにしても同じ事だけど
動物さえ相手の愛情をしっかり受け止めてそれ以上のものを相手に
捧げる、返してくれる。
人も少し見習えば殺伐とした現状が少しは緩和されるだろうに・・・
(ラインはmokaさんからお借りしました)
熊本弁でひとこと
しんから、むぞがっとしゃが、相手にゃ、つうじっとよね!