読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

『M・i・3』

2006年07月12日 | 映画
トム・クルーズ『M・i・3』

シリーズものは第一作に及ばないというけど、やっぱりそうかな。第一作の印象が強すぎて、どうも第二作はどんな内容だったか思い出せないし、この第三作も面白くない。そりゃ派手ですよ、ミサイルは飛んでくるは、それに吹き飛ばされて車に体ごとぶつけられても平気だし、派手に爆発するわ、機関銃は撃ちまくるわで、派手だけど、そのぶん面白味にかけるんだな。こんな派手なものを見るものは期待しているのではないというのが、トム・クルーズには分かっていなかったのじゃない?

第一作のあのトリックは見事だったし「ミッション・インポシブル」という名前に恥じないものだった。プラハだかブダペストだかの陰気な雰囲気と、スパイたちの哀れな末期がぴったりあっていたし、ペンタゴンに入り込んでスパイの情報を盗み出すということが面白い上に、それほど人殺しの場面がなかった。それよりもスパイの騙しあいの面白さに焦点が置かれていた。

第二作ってどんなんだったけ?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする