読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

エプソンプリンターの廃インク吸収パッド処理

2023年10月26日 | 日々の雑感
エプソンプリンターの廃インク吸収パッド処理

ついに出ました。「廃液インク吸収パッドが限界に達しましたので、エプソン修理窓口へ取替を依頼してください」というアナウンスだ。これが出ると、もう使えない。

替え用の廃インクパッドは1000円で購入してある。(洗って再利用する人もいるみたい。)それで下のユーチューブを見ながら、廃インク吸収パッドを交換する。型番は違うが、ほぼ同じなので、楽にできた。この前も一回開けているし。

さて今度はソフトによってカウンターをリセットする作業。これをしないと廃インク吸収パッドを替えただけでは使用できない。逆に言うと、これをリセットすれば、廃インク吸収パッドを交換しなくても使い続けることが可能だ。

このソフトはエプソンが一回だけということで提供してくれる。それは画面に出た指示に従っていけばできるのだが、これがうまくいかない。ソフトはダウンロードできたのに、エプソンマイポータルソフトが最新でないので、最新のものを入れてくださいという指示が出る。それで最新のものを入れたのだが、同じことの繰り返し。結局、無料ではできなかった。

仕方がないので、アマゾンでこのソフトを980円で購入した。しめて2000円。まぁ、エプソンの修理窓口に依頼すれば送料なども含めて1万円はかかることを思えば、安いものか。しかしパッドを洗って再利用、エプソンの一回だけのソフト提供を利用、これでいけば0円でまた使えるようになることを思うと、なんだから損したように感じるくらいしみったれジジイのわたし・・・。

エプソンプリンターの「廃インク吸収パッド限界に達しました」というアナウンスへの対処法のまとめ(0円で解決する方法)

1.まずエプソンが提供するカウンターリセットソフトを利用して、カウンターリセットを行う。→これは「廃インク吸収パッド限界に達しました」というアナウンスと同時に画面に表示されるので、それをクリックしていけば、利用できる。→これを使ってカウンターリセットをするだけで、使い続けることができる。(だめな場合は、アマゾンでソフトを購入する。1000円くらい)

2.時間があるときに、プリンターを開いて、廃インク吸収パッドを交換する。(アマゾンあたりで1000円くらいで交換用パッドを売っているが)自分で洗って再利用する。

便利なユーチューブ

カウンターリセットソフトの使い方を説明した後半編もある。

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『還れぬ家』

2023年10月22日 | 作家サ行
佐伯一麦『還れぬ家』(2013年、新潮社)

認知症が始まった父親と、彼を取りまく母親や「私」や妻の日常を父親の死まで描いた私小説。

昨日の『朝日新聞』のなんでも相談室みたいなコーナーに50歳代の女性がこんな内容の投稿をしていた。自分の母親は認知症で、娘である私のことも孫のこともわからなくなり、たぶん自分自身のこともわからなくなっているのではないか、そんな母親にやっと面会できたが、そんなふうになった祖母を見て、娘が「こんなになってまで生きていたくない」と言ったのでショックを受けて、「そんなことを言うものではない」と諌めたが、心のなかでは自分も同じことを考えていた。どうしたらいいのだろうか、というものだった。

回答者の姜尚中は、人間の命は自分で決めることができない、人生をまっとうするのが人間としての努めだから、みたいなことを答えていたが、この小説でも描かれているような悲惨な老後を果たしてまっとうしなければならないのかどうか、そもそもそんなことももうわからなくなってしまっているのに。

本当に尊厳死というものを真面目に検討しなければならない時代になっていると思う。つまりそのための法的な整備をしなければならないという意味だ。一番厄介なのは、認知症によって、まったく判断ができなくなってしまった場合だろう。そうなる前に自分の意思表示をしておくにしても、そこで指示された状態が今の状態だと判断するのは他人になるからだ。

これから十年先・二十年先の日本は、病院や施設に入ることができなくて、自宅でのたうち回って死ぬという人が続出することになるのではないか。まぁ自分ひとりのことなら、それもいいかと思うが、やはり身内がそういう事態になるのは、つらいだろう。

すでに人口の三分の一が65歳以上。ピラミッド型どころか、寸胴鍋型の人口配分になっている。最近では、身内が惜しんでくれるうちに、早く死ぬのが一番いいという考えになってきた。

この本のアマゾンのサイトへはこちらをクリック


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またまた自力で(?)トラブル解決

2023年10月16日 | 日々の雑感
またまた自力で(?)トラブル解決

今回は母親の家での話で、土日月と二泊三日で母親の家に出かけた。土曜日の夜は、母親が風呂に入らないというので、私一人ならとシャワーをした。問題なくシャワーができた。

二日目は昼間から初夏に(私から見て)叔父さんが亡くなったが、葬式に行けなかったので、お線香を供えさえてもらいに出かけて、本当に20年ぶりくらいなので、積もる話に長時間長居して疲れて帰ってきて、さぁ風呂を入れようとしたら、エラーが出て、給湯が止まってしまう。

ディスプレイに11という数字が表示されているので、取説を見るしかないなと思い、母親に取説はどこにあると尋ねるも、これがまた、都合の悪いことは聞こえないふりで、まったく要領をえない。
やっと見つけ出して読んでみると、「ガス事業所に連絡せよ」と書いてある。これってやばいエラーってこと?と少し不安になる。なんど試みてもだめ。仕方がない、私は明日大阪に帰るんだし、母親は明日はデイサービスでお風呂に入れてもらえるんだから、このままでいいかと、半分あきらめ気分。

とりあえず(わりと近くに住んでいる)弟に事情を説明して、明日(月曜日)にガス会社に連絡して直してもらって、というような内容のメールを送る。するとすぐに電話がかかってきて、元栓バルブの近くにあるガス漏れ警報システムのスイッチを数秒押したら、点滅が終わるから、そうしたら使えるようになるというので、通話状態のままスマホを持って、指示通りにしてみると、簡単にトラブル解決が解決した。

だから自力というのはちょっと言い過ぎかもしれないが、私としては半分あきらめ気分だったので、すっかり直って、いつも通りお湯はりをして風呂に入ることができたのは、トラブル解決なのだ。

弟も、自宅に息子夫婦が孫を連れてきていたので機嫌が良くて、トラブル解決まで付き合ってくれたのが助かった。母親の家にはまだ解決しなければならないトラブルがあるんだが。やれやれ。


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エプソンプリンタを自力で修理

2023年10月11日 | 日々の雑感
エプソンプリンターを自力で修理

2014年購入からずっと使っているエプソンプリンター(EP-706A)の電源が入らなくなった。前々からきつく押さないと入らなかったり、押しても電源が切れなかったりということがよくあったので、まぁ電源ボタンが壊れたということはわかった。

エプソンのホームページを見ると、当たり前だが、もう修理の対象外になっている。このシリーズも私のは706だが、いまは710とか711とかのバージョンなんだから、仕方がない。

それで保証対象外でも修理してくれるところをネットで探してみたが、修理だけで1万円から。もちろん近くではないから、宅配便で送らなければならない。

原因はわかっているのだから自分でやってみるかという気になった。まず電源周りを外すにはどうするか、最近はユーチューブでプリンターの目詰まり修理とか廃液パッド替えとかをよく見かけるので、それを参考にして、前パネルを外す。さらに基盤も外す。小さなボタンのようなスイッチが基盤にハンダ付けしてある。直にそのスイッチを押してみても、やはり電源は入らない。このスイッチそのものが壊れたようだ。

さてどうするか?こんなスイッチ売っているんだろうか?どうやって探したらいいのか?いろいろ思案してみたがわからない。前パネルには同じようなスイッチがあるが、リセット用のスイッチだけは今まで使ったことがない。同じ形のスイッチだし、これを取って代用すればいい。

幸いにもハンダ付けセットは持っている。それを工具箱から探し出して、まずハンダを融かして吸い取り、スイッチを取り出す。リセット用を電源の場所にハンダ付けする。試しにボタンを押してみると、電源が入った。やったねー。

逆工程で、前パネルを取り付ける。軽く押すだけで電源が入るようになった。やってみるもんだな。

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円安って誰のためにあるのか

2023年10月07日 | 日々の雑感
円安って誰のためにあるのか

一ドルが150円を超えそうな勢いで(もう時間の問題でしょう)、あらゆるものを輸入に頼らざるを得ない日本では、物価を押し上げている原因の重要な一つがこの円安であろうことは、私のような経済の素人にもわかる。

では日銀や政府はどうしてこの円安を放っておくのか?これも私のような馬鹿にでもわかることは、輸出に頼っている大企業(トヨタをはじめとした自動車産業)のためだろう。

一ドルが100円のころから比較したら、一ドルが150円の今は、例えば日本で100万円の車を昔はアメリカで1万ドルで売っていたが、今では6600円で売れるということだ。つまりアメリカの消費者にとって、トヨタの車が34%引きで買えるということだ。逆に日本人は、これまで100万円で買えていたアメ車が、150万円出さないと買えないのだ。


トヨタがボロ儲けしているのは当たり前だ。アメリカの消費者には、ガソリンを使っているとはいえ、性能に問題のないトヨタが34%引きで買えるなら、買わない人はいないだろう。テスラがいいといってもテスラはアメリカ人には円安には無関係だから、よほどの金持ちでないと買えない。

結局のところ、この円安は大企業を潤わせるだけで、一般の庶民には円安が原因のインフレで犠牲を強いられているだけで、なんの得にもならない。

こんな状況で国民が苦しめられているのに何の手も打とうとしない日銀と自民党政府、解散総選挙やって勝てると思うなよ。

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