読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

ダイエットに対する不安

2012年11月07日 | 日々の雑感
ダイエットに対する不安

7月からの減食によって大幅に体重その他が減量したことは書いたが、その後も結構食べているのに、体重が減少し続けており、少々不安になりかけている。昨日の数字は、体重57Kg、体脂肪率10.4%まで落ちている。ずっと体脂肪率が16%以上あったことを思うと、すごい数値である。毎朝ジョギングをするくらいで、たいした運動をしていないから、筋肉がつかないので、基礎代謝量も1390Kcalあたりを前後している。

たしかにお腹まわりの脂肪がものすごく減ったのは自分でもよく分かる。きちきちだったズボンが、だぶだぶになったのは、すごく楽になった。以前はあまりにきつくてしんどいので、かみさんにボタンを付け替えてもらって、なんとか入るようにしていたくらいだから。

ただ何が不安かというと、明らかに体力が落ちた気がする。以前はジョギングをしていても、最初は体がだるくても走っているうちに、だんだん調子が上がってきて、ときにはランニング・ハイのような状態になることさえあったのに、今は走れば走るほどしんどい。エネルギーが足りないのが分かる。走り終える頃にはちょっとめまいがする(大げさな言い方だが)。

それに気温が下がってきて、肌着一枚分余計に着ないと寒い。以前は気温15度が目安で、これくらいになるとジャケット一枚に加えてマフラーをすれば快適だったのだが、今は20度がその限界になっている。最近は気温が20度くらいだが、マフラーがないと寒く感じるし、ジャケット一枚ではちょっと寒いなと思う。どう考えても、肌着一枚分の脂肪がなくなったせいだとしか思えない。

小太りくらいがちょうどいい(長生きにもいい)というのをよく聞くが、本当にそうかもしれない。今の状態では、体に無理がきかないような気がする。一方で、体脂肪率が12から11そして10%台へと減っていくのを喜んでいる自分がいて、これが中毒のように効いていることが怖い。このまま行って、9%にまで行ってみたいという気もする。でもいまのままでは、良くない。

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『フェミニズム』

2012年11月03日 | 人文科学系
竹村和子『フェミニズム』(思考のフロンティア・シリーズ、岩波書店、2000年)

ひょんなことから竹村和子さんが亡くなったことを最近知った。別に面識があるわけでもないのだが、フェミニズムとかジェンダーといったことに関心が起きたちょうど2000年前後に、この本を見つけて、読んだところ、じつに論理が明確で、フェミニズム運動の歴史も的確にまとめられていたので、この竹村和子という著者は「できる!」と感心したので、心に刻まれたのだった。その後もこの人が書いたフェミニズムやジェンダー関連の本はないかと探したのだが、なかった。昨年亡くなったということを知ってから調べてみたら、それほどたくさんの本を書いたひとではないようだ。

竹村和子の『フェミニズム』を読んで、もっと知りたいと思い、同じ岩波書店の「思考のフロンティア・シリーズ」にはいっている田崎英明の『ジェンダー/セクシュアリティー』とか守中高明の『脱構築』だとかも読んでみたが、何が言いたいのかさっぱりわからない。外国の思想を紹介する本特有の、書いている本人にも分かっているのか?的な文章の、最悪の本であったので、余計に、竹村和子の本の素晴らしさを感じたものだった。

以前、私自身が、上野千鶴子と比較して、ちょっと触れていた。こちら

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最近考えたこと

2012年11月02日 | 日々の雑感
最近考えたこと


1.利用者無視の京都市バス
 仕事で京都市バスをよく利用する。もう何年も前からのことだが、二つだけ私が体験した京都市バスの利用者無視の姿を書いておきたい。
一つ目は、バスの表示のこと。私は阪急電車で西院という駅で降りて、そこから西大路をずっと上がるバスを使う。いつも205系統というバスに乗っていた。これは金閣寺の前を通って、北大路に入り、東の果てまで行って、南下して京都駅に戻るという路線だ。私が使う時間に205快速「立命館大学行き」というのがあるので、こちらが便利で、これに乗るようになった。すると私は週一で使っているのだが、毎回必ず一組はこれと普通の205系統を勘違いして、困っている乗客がいる。金閣寺に行くために205系統に乗ったつもりだったのに、205快速は金閣寺の手前で西大路を折れて立命館大学に行ってしまうためだ。

観光客は阪急電車に乗ってやってきたら、金閣寺に行く目的なら、西院で降りてバスに乗り換える。金閣寺に行くには205系統しかないのだし、循環バスなので行き先なんか見ないで、205、205ということしか頭にない(当たり前だ)。それで205系統に乗ったはずなのに、なんのアナウンスもなく、突然「次は終点立命館大学」と言われたらうろたえる。どうして西院で「これは金閣寺には行きません」とアナウンスしないのだろうか?あるいは、205という数字をやめたらいいと思うのだが。まったく利用者のことなんか考えていない。

第二は、西院から立命館大学に行く、逆に立命館大学から西院に行く学生は多い。そもそも阪急電車に乗るということは大阪方面から来る・出ることを意味するが、多くて当然である。なのに、西院から立命館大学に直通で行けるバスはない。あることはあるが、上に書いたような臨時的なバスが一日に数本あるのみだから、当然めちゃ混む。あるいは上に書いたような、まったく授業の時間を無視した時間帯なので、がらがらのどちらかだ。とにかく「ない」と言い切っていいくらいに少ない。四条大宮に行くバス、堀川通を北大路から延々と走るバス、三条京阪に行くバスなどは、そこそこあるのに、まったく利用者無視とはこのことだ。

2.石原慎太郎って、本当にアメリアにNOって言える人なの?
石原慎太郎が都政を途中で投げ出して国政に出ることになった。尖閣諸島問題などでも過激なことをしようとしたり、アメリカにもNOが言える人というので、人気があるらしいが、この人、本当にアメリカにもNOが言える人なのだろうか?なぜって、米軍横田基地の騒音問題で抗議をしている地域住民に、そんな騒音たいしたことないなどと言ったり、アメリカの農産物を今以上に日本に輸入させて日本の農業を潰そうとする意図のあるTPPに賛成だし。

都知事になって何をやったのか。小学校から大学までの教育を潰し、首都銀行をつくってすごい大金を無駄にし、自分の縁故者にイヴェントをやらせ、…。首都圏東京にいいことなんか何一つやって来なかったんじゃないの。大阪の橋下がしようとしていることは、石原慎太郎の二番煎じのように思うけど。

3.田中真紀子ってバカ?
田中真紀子が文部科学大臣になってやった最初の仕事が、すでに大学設置審議会で「認可答申」が出ていた三大学を不認可したというので大騒ぎになっている。大学の数が多すぎるので、大学設置認可のあり方を「抜本的に見直す」というのが理由らしいが、それはいいとして、すでに審議会が認可して、開校の準備しをしているこの三大学はそのまま認可して、それ以降の審査から「抜本的に見直し」たらいいし、そうするのが道理ってものでしょう。思いつきで不認可にされた大学はたまったものではない。

こんなことばかりやっているから、日本の政治は前進しないのだろうね。外国政府からもバカにされるのは当たり前だ。私は日本も大統領制にして、大統領を直接選挙で選び、5年くらいの任期は、続けさせるようにするのがいいと思う。現行のように、1年とか2年で首相がコロコロ変わり、そのたびに政策も変わるようでは、外国は日本を相手にしてくれないし、ろくな政治ができない。

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