二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ミカンの香りに包まれ、幸せ満喫

2017-04-06 19:40:32 | 徒然に想う

何とか無事に天気予報通り、雨。雨音が起きがけの脳みそに優しく、ブンタンに肥料を入れ終えたり、畑も後片付けを済ませたりしたせいか、寝坊することから始まった今日。そんなスタートであったが、なかなか一日になった。

朝一に洗濯機を回し。仕方ない、晴れたら圃場に出てしまう、雨と洗濯は関係ない。干し終えたら、解凍していたシシ肉に塩をまぶし、水抜きを始め。また、生ハムを作ろう。大量に頂いたピーマンをジャコと炒め、作り置き。4キロの小夏、一部「す上がり」したり形がいびつな自家用、ひたすら剥くいて。小夏のシロップにしよう。5リットルの果樹酒用の瓶に二本、作り上げた。コーヒーにしょう。チャイムが鳴って、運送屋さん。冷凍便? もしかして、帰ってきた? 発送人を見れば、ビンゴ! 先月、ブンタンを岐阜まで嫁? 婿?に出した。嫁ぎ先は、イタリアまでジェラートの修行された元気な明るい女性がやってる「ともみジェラート」さん。今日、そのブンタンたちが里帰りした。

温度が下がると、甘さに対する味覚は鈍るという。確かに、溶けたアイスクリームを舐めれば、甘くて舐め続けられたものではない。よっぽど糖分が添加されてる。あんなに小さな容器でもカローリーを見れば明らか。知らない分けでもなかったが・・・。

早速、一口パクリ。うん? 甘味が・・・。酸味と苦味はしっかり・・・。生食ではあまり感じない印象、ワインでいうならソーヴィニヨン・ブランのような草っぽさ。イメージと違う・・・。これがブンタンの難しいとこ? なんだ、このメッセージにある「ネリネリ」って? とにかく、途中だけど、届いたお礼の電話を入れよう。ほんの数分のことである。電話を終え、再びスプーンを口に運んだ。・・・あり、なんだ?! 甘みが出てきた! なるほどねりねりか、煉れる。もひとつ、パクリ。ややや、こりゃ、えい。むろん生食とは違うけど、まっこと、こりゃ、えい。瞬間、滑らかなその口解けのようにスーッと素材を大切にジェラートにしてくれたことを理解し。同時に、「手間かかる、でも、美味しく食べてもらいたい」という姿勢まで見えてきた。嬉しい、ほんとにありがとう。ブンタンも喜んでるに違いない。どういうわけか、暑い日差しの下、彼女の笑顔で、このジェラート差し出されたら、美味くてたまらんろうなと思う。



今日の一枚:箱を開けたら、16時頃。

追伸:FBで友だちの方、同じ写真。使いまわしてます。