二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ふたご座流星群

2011-12-15 08:03:00 | 徒然に想う
「わぁ、すげえ」と声を上げる。4時30分、散歩に出て間もなく天頂近く月と火星を見上げた時のこと、あれは火球とでも言うのだろう、その二つを結ぶ線と地平線の中間の虚空から南東に何かが発射されたように、星が流れた。それこそ月よりずっと強く輝く白い光の核があって、そこから青白い筋が伸び、その周辺を赤みを帯びた燃えカスの様なものが包んでた。バチバチと音がしてくる。

ふたご座流星群の一つだろう。確か昨晩から今朝未明が出現の極大だから。それから、45分ころ、58分ころと南東へ、南西へと流れるのを確認。確かに普段はこうは見つけられない。さすが三大流星群の一つだ。

そこに、面白いもの。神社をお参りしてマンションに向かう。左手の天頂近く火星が見える。5時15分ころ、その下あたりから北西に向かって人工衛星がゆっくり流れてく。

人工物とそうでない物の美しさは比べならない。歴然としている。しかし、散歩の一時間に三つの流れ星と一つの人工衛星を見る。この偶然性は何だろ。美しさを話す前にこの偶然に驚いてしまった。




昨日遍路のときに知り合ったY君からメール。彼、十日に一旦石手寺で区切った知らせてきていた。なんと、松山に向かうバスの中からだった。年内に結願を目指すという。Y女史は23日結願予定。Nさんは悠々自適。皆さん自分の時間である。一人、日々同じ軌道の上…、くだらん。

星のことを、こんなことに重ねてはいかんなぁ…。





今日の一枚:5時10分頃、神社の神殿を。