二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

2010-09-08 12:51:58 | 徒然に想う

まとまった雨、となるだろうか。そうでないと困ると、あちこちから声がする今日は二十四節季の白露。陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也(暦便覧)とのこと。今も白くなるが、それは乾燥し歩く度に舞い踊る埃のせい。

》早くふれ川の向こうから法師蝉

そんな法師の声に応えてか、台風の予兆の雲から時折パラパラ。これはいい。四年目をむかえる診察に出掛けるので、いつもよりゆっくり。それに輪をかけ、雨が肌に当たるのが気持ちよく、ゆっくり、ゆっくり。

アスファルトに浮いた土をしゃがんで見れば、小さなエクボ、ポチポチ。アスファルトにはマーブルチョコレート。これでは浸透する前に蒸発してしまう。

シャワーを浴び、頭をふきながら外のぞく。駅に向かう人たち、なかには傘を差す人もいるが、まだまだ少ない。道も濡れちゃいない。


さて出掛けるかと玄関開ければ、雨音だ。やっと雨。みんな待ち望んだ雨。喜ぶ静けさ、感じた。




今日の一枚:やっとくるか、土手を下りて神社に向かう途中。



追伸:電車から見える田んぼで稲刈りが終わっていた。