二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

彼岸のゼンアク

2009-06-29 21:49:07 | 徒然に想う
犬をお供にお爺ちゃん、手入れの届いた山靴を履かれ矍鑠と散歩される。かっこいい散歩士のお一人。散歩コースの中頃、神社下の公園近くでJRとコースが交差する。今、ちょうど橋の下をいつものように歩かれている。電車の中から、おはようございます、は伝わらない。

対岸の善悪…。どちらがどちらか。マザーランド探しの旅行記をまとめていて、訳が解らなくなっている。大体が対岸なんてことすらおかしいのであって。混乱ぶりを露呈している。しかも、自己満足の現実逃避だの、子供みたいだのと非難誹謗し始める自己の中の他人がいる。人間の誰にも明かすことのできぬ暗黒の部分である裏、その裏の囁き…だ。向こうから、なに逃げているのか、責任を果たせと言ってくる。

自分の中の此方と彼方とがあって。行ったり来たり。どちらが正しいかでなく。定まらない。自然だと思える側が此方側なるんだけど。どちらも、「こっちだ、こっちだ」と騒いでいる。

ほぉ、ホォタル来いっ。こっちの水はあまぁいぞ!言葉では伝わらぬ、か…。





今日の一枚:昨日の午後は大雨。今朝はまた中休み、朝陽が強い。