超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

パジャマな彼女。 第2話「いいよ」 感想+ニセコイ16話

2012-03-05 05:16:22 | クロス・マネジ(WJ系)




ま、予想通りの説明回だった訳ですが。




個人的に思うのは雪姫先輩との一件がまくらにとってはキスに見えていた?って事で
計佑が他人のものになるのがまくらにとっては苦痛だった、
要するに私だけを見ていて欲しいだとかそんな想いが引き起こした事件なんじゃないかと思いました。
だから、解決方法ってそのまんま眠ってる彼女にキスだとか
単純にまくらを選べばいいんじゃないかって思いますけど
まあ実際どっちを選ぶかっていうのはこの後の展開次第ですよね。ただ、この構成の仕方だと
完全にまくらENDしか有り得ないような気もするんですが
その辺はどうなるんでしょうね。
兎にも角にも物語は今始まったばかり、舞台設定も整ったし今後の展開に注目って感じですかね。
観てて恥ずかしくなるくらいの青春模様は今週も健在でした。
色々と羨ましいの!

もう一つ、やっぱこの作品ってジュヴナイル的なラブコメディなんだと強く思います。
少年少女の思春期って設定からそうですけど
主人公の計佑が恋愛に目覚めていく過程っていうか、
幼馴染をどんどん女の子として意識する過程っていうか、
そういう少年から男に目覚めつつある時代をきちんと描くって点では
やっぱりこの作品が影響を受けてると仮定してる河下作品、特に後期からの影響が強いんじゃないかと。
そんな風に感じられたので、やっぱりこの先の展開にも期待してしまいますね。
今は単純にまくらの可愛さを存分に味わう感じで。
人気も安定してくるといいな。

その為にはまずはサービス注入って事で今週も色々おいしいシーンは当然あって
海辺でのナチュラルな色気だったり、
抱きついて計佑くんのアレが思わず反応してしまったり
健全な男子っぷりが面白いですね(笑)。チラリズム的な描写の数々もいいけれど
もっと単純に計佑が居れば他に誰も要らない的な描写はよくよく考えないでも告白とも取れる訳で
そんなまくらちゃんの計佑に対するラブっぷりは今週も大いに健在で。
でも途中で子供っぽくなるのも思春期って感じがしていいな。
最後のページで示唆されてたように
嫉妬って要素がもう少し挿入されれば更に面白くはなりそうですね。現段階でも好印象ですけど
また雪姫が出てきてかき乱すことにも期待しつつ。説明回なのは否めないけど
後半で青春っぽいシーンを演出してたのが良好な二話目でした。




◆ニセコイ 第16話「ケットウ」

まあ、読者にとって女キャラってのはバレバレだった訳ですけど
後半の展開も完全に予想内だった訳ですけど
それでもニヤニヤしてしまうこの不思議よ!(笑)。珍しくサービスシーンがあったのもあれだけど
それ以上に描き方が秀逸っていうかまずはブラから始まってますからね。
その後見開きでバーンと正体明かしとか、
漫画的演出に関しては相変わらず長けてる作者ですなあ。お陰でバレバレだったのにも関わらず、
思いっきりニヤニヤする事が出来ちゃいました!
まあニヤニヤって言えばこちらも予想通り千棘ちゃんの密かなデレもいちいちツボでして
正に先週望んだ通りの展開をストレートに投げてきた訳で
王道やあざとさから逃げないその姿勢は中々に腹括ってて好感持てますね。
主人公に惚れちゃう可能性も持ってるとは思いますが、
取り敢えず今週の主人公は多少無茶しつつも、男らしさ持続で格好良かったですね。
にしてもさり気にギャグセンスあるからこの作者は侮れない(笑)。
最後に主人公が吐血するコマとかクスッとしてしまう。




ニセコイはコメディ重視、パジャ彼はラブ重視って事で棲み分けは出来てる印象ですね。
どちらも好きなので両方頑張って欲しいッス。



アクエリオンEVOL  第10話「隻眼の転校生」 感想

2012-03-05 02:10:58 | アニメ





でも人は変われる。





敵の調査に来たら、その敵に感情移入しちゃったっていうのはよくある話ですが
その相手がユノハだったっていうのがポイントですね。
彼もまた孤独な立ち位置の少年ですけど
彼が望んでそうしてるのに対して
ユノハは場合はむしろそれが強いコンプレックスで、寂しくて、申し訳ない気持ちもあったりして。
似たもの同士は似たもの同士ですけどその本質は全然違うもので。
でも・・・だからこそ、
必死に誰かとの関係を望むユノハだからこそ彼は惹かれた節はあって
それもまた一種の感化っていうか、同調した部分は少なからずあったんでしょうね。
逃げてる逃げてないで言えば初めから関係を拒否してるジンの方が逃げてるのは明らかな訳で
どう考えたって孤独よりも孤独じゃない方が満たされるに決まってますからね。
ユノハの心情告白によってそんな彼女に惹かれつつあるジン
ラブコメ的にもその顛末は非常に気になるところです。
まあ、アマタに関してはもう飽和状態なのでジンとのお話の方が気になるっちゃあ気になるわな。
オマケにユノハは最高のロリキャラでもある、って事で彼女の可愛さが凝縮されたような一話
次週にも続くって事で色々楽しみですな。
早くも恋に落ちちゃったか(笑)。
それだけ女の子に飢えていた、って心情の裏付けでもありますよね。両方好きなキャラなんで楽しみだ。

そんなジンのチェリー臭は正直半端なかったですね(笑)。
あの外見であの心情描写って
あまりにウブ過ぎて色々笑えてしまう。一人が気楽だっていうのは同意ですけど
少しでも同調出来る相手がいるならば受け入れることや迎えにいく事もまたすべきなのは明らかで
その相手にユノハってとってもピッタリな相手で、性格も合ってる気がして。
夜中に夜這いとかすっかり恋人気取りもいいところですけど
正直ユノハを守って能力発揮する部分は燃えたし気分がハッとするような快感がありました。
それはきっと挿入歌とか演出の効果もあっただろうけど、
一番はそんなチェリー臭かった彼の表情が男らしくなった事かな。人が変わる瞬間を見るのは気持ち良い。
女の涙は武器であると同時に、男を変えるきっかけにもなり得るって言う。
ベタと言えばベタな話ですけど
逆に言えばベタをストレートにやってるからこそ新鮮な部分も確実にあって
そんな二人の距離感や変遷が抜群に面白かった10話でした。ジンの能力が壁っていうのもなるほど、と。





一話完結で気軽に観れるのがアクエリオンの良さですけど
続けば続けばで気になりますね。
何にせよユノハは大好きなキャラなので出番が多いと微妙に得した気分になります(笑)。
そして久々にミコノさんが正ヒロインに感じたお話でもあったかな。