家族っていいな!
という訳で分類不可能な雰囲気を醸し出していたアニメ「これはゾンビですか?」も最終回です!
最後はみんなで歌って、踊って、アイドル合戦。
その分終わった後の寂しさが・・・(汗)。
このゆる~っと、でも時にビシッと引き締まる、そんな独特の雰囲気が癖になってたのかもしれない。
個人的に2話でややうん?って思ったんですけど
それ以降はどの回も均等に楽しめたような気がします。という訳でサービス回の感想行きますよ。
前回、ユーを連れ戻す事に成功した歩たち。
その時の良いムードを引きずったままの歩とユー。
一応ラブコメ的にはユーで決着が付いたって事なのかなあ?
とはいえまだまだじらして欲しい気もするけどね。2期があったらそこ観たいね。
みんなで温水プールへ。
あんな出来事があったからこそ、再びみんなで楽しもうと。
そんな思惑があったのかどうかは定かではありませんが、まあみんなの姿の眩しいこと。
ユーのスクール水着姿も良かったけど
意外にもトモノリのラフな格好にドキッとしたりね。今更トモノリ良くなってきた。
セラには罵倒されつつも(笑)
でもなんか、そこまで怒ってないし、嫌がってもないし。
口調はキツいけど、でもやっぱりある程度歩のこと認めた部分はあるのかもしれない。
頑張ったですもん、彼。
認められて然るべき。例え異常な目でもね(笑)。まあそこは男子たる所以、ってところですかね。
てっきりプールで水着がはだけてキャッ、的なものかと思いきや
セラの上司であるサラスが実はアイドルをやっていた!って事でアイドル合戦へ。
いやいややらされるセラ・・・って結構ノリノリなんじゃないの?(笑)。
ハルナも参戦、
でもアイドルってよりはメタラーですね。そしてパンク的なノリでもある。
もっとこう、可愛い衣装でもいいじゃない。
でも面白かったけど。
大先生の作った機械で力を歩に移し、ユーまでも参戦。その姿は・・・一言で可憐。
それまでが派手派手のノリだったから逆に気を引くよね。
それで盛り上がってるのがまた凄い。
まあ、ここまで無茶やっても魔法の力でなんとかなるんでしょうね。トモノリも観たかったな。
なんか初恋の歌とか歌って欲しいもんだ。
みんな楽しそうで良かった。
こういう時が一番幸せですよね。最後は力移されてること忘れて歩がエロワード口に出しちゃって
セラさんの制裁が下ります。
ゾンビだからって思いっきりカカト落としはキツいな(笑)。でもこの二人もなんだかんだで悪くはないよね。
また機会があったらこの二人中心のエピも観てみたい気がする。
目の保養としては一番貢献してくれてたのでは。
歩がゾンビになったことも
ユーがネクロマンサーであることも
ハルナが魔装少女である事も
セラやトモノリ、サラスが吸血忍者であることも
彼らにとってはどうでもよくて。
正確にはそれを飛び越えた生活だとか、楽しさがあって。それぞれの経歴も素性も関係ない
迷惑だって引き受けてやる
何度でも痛みを共有してやる
それでも一緒にいよう。一緒に暮らそう。バカやって生きよう。それが彼らの「人生」。
ビックリするくらいキレイにまとまっててビビったんですけど
原作はまだ続いてるんですよね?
何か複線的なキャラも出てきてたし。とはいえ物語としてこの着地点は申し分のない出来で。
中途半端じゃないからこそ、
別れを惜しむ事が出来ます。
という訳で、これまた寂しいですけどこれゾンの感想はここでお終いですね。
付き合ってくださりありがとうございました。
さて、最終回なので総評です。
最初は奇天烈なギャグアニメとして始まって、最後の方には感情に作用するストーリーアニメへ。
とはいえ個人的にはそれは想定の範囲内だったというか
そもそもその匂いは初期からあったものだし
それをやるのは何ら不自然でもなんでもない
むしろトコトン気が済むまでやってくれ、って思ってて。で、今回の話を観ても分かるとおり
きちんとキリの良い所までやってくれた訳ですよ。
それがまず嬉しいですよね。
気持ちよく観終われましたから。
もう一つ、この話は最初の部分だけ観ると、歩の救済物語なのかな?とか思ってたんですが
実は彼の心自体はもう序盤の段階で救われてたと思うんですよ。
だから、以前も感想の終わりにちょこっと書きましたが、このシリーズの本筋はユーで
ユーの救済物語だったんだと思います。
その為にみんなが一丸になって、頑張って成し遂げて。その過程と結果が面白い一作でした。
それとね、意外にもファミリー感漂うアニメでしたね。
一見すると家族には見えないし、というか何者?って思うくらいみんな変な奴らばっかなんですが
不思議と憎めなくてね。
むしろいいヤツらだなあ、とか思えてきちゃって。ラスボスであった夜の王ですら、人間くさくて。
そういった意外性もこのアニメの魅力の一つだったと感じてます。
あと、個人的にEDが地味に好きでした(笑)。何か毎週ホッとしてた。映像も含めてね。