超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Oh!No!It’s Heavy Polysick!!!/POLYSICS

2011-03-13 22:21:10 | 音楽





こういう時に「Let's ダバダバ」って言葉はちょっとクスっと来て励みになりますね。
という訳でPOLYSICSの新譜の感想でも。




すごく・・・POLYSICSらしいアルバムです。
何ていうのか、イメージとして思い浮かぶPOLYSICSの音像からのズレが少ないというか
それも敢えてこういうサウンドにしてる感はあって。
ちょっとした原点回帰っていうか、あの頃の感じをもう一度、的な。
だから来た道を少し引き返してる感じはありつつ、音自体はとってもフレッシュなのは間違いなくて。
前作では歌モノっぽい曲が何曲か入ってましてそれが一つのアクセントとして機能してたんですが
今回もそれは続いてて、前作の方法論が生かされてるのも最近の流れも汲んでて良かった。
 要は敢えて新しいトコには行かずに
王道のPOLYSICSを今現在のやり方で再構築させたというか、そんな感じのアルバムになってます。
だから従来のファンには受け入れられやすいんじゃないかと。
聴いてて安心感みたいなのもあった。
これはこれでいい作品です。


前作はもう完全に気持ち前のめりで、ガーッと攻める様な無防備なアルバムでもあったんですが
今回はそれと比べるとバランスを考えてるアルバムでもありますね。
気持ちクールというか。
ポリらしいアグレッシヴな曲から前述の歌モノ、間を取ったインスト、遊び要素が強い曲
そしてシンガロング必至の新たなるアンセム「Let's ダバダバ」。この曲は本当に良いですね。
 聴きやすいアルバムでもあるんですが、それと同時に最近薄れていたエキゾチックなアレンジも復活の兆しで
その意味でもちょっと戻ってきた、自身を見つめなおした感じはすごくするんですが
きっとこれもカヨ脱退の影響?といいますか
そこで一旦冷静になれたのは大きかったんじゃ、と思ったりします。
だから全体的にシュッとした、きちんとしたアルバムになってる感覚もあって
再び土台作りというか、なんというか。
この作品もこの作品ですっごい良いアルバムだって思いますが、こういうアルバムを作ったからこそ
次の更なる暴走も楽しみになる、って思いもありますね。

ダラダラ語りましたけど、単純に、普通に「良いアルバム」って形容も全然OKだと思います。快作ですね。
ヤノのシャウトも良い味出してる!

ちなみにタイトルはファンでなくハヤシヒロユキ自身の事を言ってるのかなと思いました。




初回版には復活ツアーのDVDが付いてて、このライブチケット買い逃して行けなかったんですが
それが悔しくなるくらい映像で観てもかなりキワキワのライブですね。
お客さんの渇望感が直に伝わってきて凄い。



お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第10話「兄は世界を救う」 感想

2011-03-13 01:12:09 | アニメ





禁断のアンダーワールド・・・!?




いや、今回の話で何が驚いたかって、普通に続いちゃった事ですよ。
これオチどうなるんだろうか。
あらすじとしては電波さんが登場して兄が気に入られて
その姉さんに奈緒が気に入られて・・・っていう二重異変なんですけど
彼女らの目的が不明瞭なので全く先が読めない、っていう。あと数話ですけど
一体どういう方向でクライマックスを迎えさせるのか、、、非常に関心があります。


その電波さんなんですが何でも大いなる宇宙の意志で救世主を探してるとか・・・
その試練だったり儀式で修輔+AGEの連中が翻弄されたり選ばれたりする訳ですが
何というか、その、えらく滑稽な有様でしたね。
電波さんがいくらエロいとはいえ何でも言う事聞いて、真夜中の公園でブリーフ一丁って。
怪しいその手の団体みたいだ。
かつその様子を嬉しそうな顔で撮りまくる奈緒。
修輔くん、あなたの妹は立派な変態として育ってますよ。とはいえ姉さんにきっちり消去されてたけど。

そして姉さんの方なんですが、てっきり常識人かと思いきや
こっちもこっちで変な行動が目に付くというか、奈緒の唇に欲情・・・?
とにかく電波姉妹に修輔奈緒が翻弄されるってシリーズなのは間違いなさそうです。
そんな中で毎晩の様にBL本購入に走り回る近藤さん。
何というか・・・お疲れさまです。



兎角先が読めないので楽しみと共に不安もありますが、とはいえ初の続き物という事で
素直に期待させてもらいますか。

にしても修輔の「せめて黒パンストを・・・!」ってセリフはとっても疑問ですね。
せめて、って。