彼女が流す本当の涙―。
ジョーカーのロールルーラーによって別世界に連れてかれたリオとダーナ。
このロールルーラーっていうのは場を支配する能力らしいですけど。
要はいつもの超演出ですね。勝負時の。
そこでハワードを人質に勝負を挑まれるリオ。だけど、勝敗は幾つもの引き分け後負け―。
散々な結果に終わってしまう。
それは彼女がまた立ち上がれてないから・・・?
そのジョーカーのロールルーラーの中でリオはリナの本当の気持ち、
「勝負を楽しみたかった」という気持ちを知る。
あの時リオはわざと負けてリナとお菓子の数を均等にして彼女を喜ばせた。
けど、彼女が本当に欲しかったものはお菓子でも勝利でもなくリオとの真剣勝負。
自分が相手の為を想ってしてきた事が
逆に相手を傷つけていた。その事に気づき、気づかされてリオは涙を流す―。予告で観ていたとは言えショックだ。
でも・・・そこでリオは、今まで自分がしてきた勝負で
自分が楽しんで受けた勝負は一度もなかった、と気づく。過ちに気づいたと同時に、すべきことにも気づいた。
気づけたんです。
自分のやるべき事がはっきりとしたリオは・・・ジョーカーすら打ち負かしてしまった。
堂々たる再起、ですね。
ここからリオが復活モードになって行きます。
協会の、カルティアの本当の目的はリサに代わる新たなスターの誕生・・・を待ち望んでいるらしい。
その為に半ば強引な手段でリナをスターに仕立て上げようとしてた訳ですけど。
あの焦りようは他にも何か隠してるのか?
疑うリナ。
そしてどこか寂しそうなリナ。今、ようやく復讐も果たせたのに心は空っぽ。
それはきっと、本当はリオの事を・・・。
そんなリナに対して再び向かうリオ、その途中でダーナに試験を挑まれる。
そう、ダーナもゲートの持ち主だったんです。
ジョーカーに認められ貰ったゲートが1枚、そしてダーナのゲートが1枚、リナが11枚・・・って事でお膳立て完了?
これが最後のリナ以外の敵。
勝負方法はダーナの作った橋を渡っていくだけ、だがその過程で待ち受けるトラップ。
を見事に交わして、映像の化け物を同士討ちさせ、最後の試練も無事に突破。
ダーナからゲートを譲り受ける。
本心を打ち明けて認められたリオ。
「リナの総てを受け止め、制してみせる―」。
いよいよ覚悟は決まった。
新たな時代のスターを懸けて最後のゲートバトルが始まります―!!
の前にちょっとした余興もあるみたい?という訳で相当な密度で送られた今回、見応えもバッチリでした。
化け切った感あるね、これは。
リオは他の人物と比べて極度に相手本位な部分が強かった。
それもこれも相手を喜ばせる為、お客様を喜ばせる為に。
そんな彼女が、ようやく自分本位で、一度だけ戦う事を決意しました。その顔はどこか吹っ切れてる。
それは「勝負を純粋に楽しむ」、ってこと。今からその瞬間にワクワクしつつ、〆。
ちなみにジョーカーの正体はやっぱりあの人ですかね。世代交代、ですね。
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