超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

君に届け 2ND SEASON 第8話「届け」 感想

2011-03-02 01:43:08 | アニメ




壁。



健人曰く風早と爽子の間に壁があるように見えたという。
でもそれは観てるこっち側も同じ事で。
今までとは違い彼が正しく代弁してくれた形になった。
本人も言っていた様に爽子は風早を神格化していた。神様のような人だと。
でも最初からそうだったの?
勿論そういう気持ちもあったかもしれないけど、今よりはもっと自然に映っていた。
そもそも相手を神様扱いしてる時点で対等な訳がない。
同じ一人の人間として意識しなけりゃ意味がない。
始まりはそこから、なのです。
走り出した爽子。
勢いを付けて、風のように速く。
そこには一切の迷いも卑下もない。いや多少はあるかもしんないけど
それですら今の彼女には関係ない。
爽子は・・・ようやく腹を括る事が出来た。それは彼女一人の力じゃなくて
無論支えてくれた友人、クラスメイト、ライバル・・・そして決定打だったのが、皮肉にも健人っていうね。
でもこれで彼がこじらせた色々もチャラですね。

今の爽子はようやく自分の気持ちを、気持ちだけを伝えにいく覚悟が出来た。
「伝えたい」。
それはやっと思えた感情ですよね。
これまで紆余曲折あった分、普通よりもずっとずっと強いその想い。
これだけは届いて欲しい。
伝わって欲しい。
彼女の全力を受け止めて欲しい。そしてそれは風早にしか出来ない事なんです。誰よりも真っ直ぐな気持ちで。

立派だとか立派じゃないとか、そんなのは最早関係ないんですよ。
自分がどうしたいか。
次回には・・・期待するに決まってます!




ところで能登声で「人を呪わば穴二つ」って明らかに某閻魔あいだよね?(笑)
正直地獄少女大好きだから嬉しかったわ。
まさか君届でパロが見れるとはね。