壁。
健人曰く風早と爽子の間に壁があるように見えたという。
でもそれは観てるこっち側も同じ事で。
今までとは違い彼が正しく代弁してくれた形になった。
本人も言っていた様に爽子は風早を神格化していた。神様のような人だと。
でも最初からそうだったの?
勿論そういう気持ちもあったかもしれないけど、今よりはもっと自然に映っていた。
そもそも相手を神様扱いしてる時点で対等な訳がない。
同じ一人の人間として意識しなけりゃ意味がない。
始まりはそこから、なのです。
走り出した爽子。
勢いを付けて、風のように速く。
そこには一切の迷いも卑下もない。いや多少はあるかもしんないけど
それですら今の彼女には関係ない。
爽子は・・・ようやく腹を括る事が出来た。それは彼女一人の力じゃなくて
無論支えてくれた友人、クラスメイト、ライバル・・・そして決定打だったのが、皮肉にも健人っていうね。
でもこれで彼がこじらせた色々もチャラですね。
今の爽子はようやく自分の気持ちを、気持ちだけを伝えにいく覚悟が出来た。
「伝えたい」。
それはやっと思えた感情ですよね。
これまで紆余曲折あった分、普通よりもずっとずっと強いその想い。
これだけは届いて欲しい。
伝わって欲しい。
彼女の全力を受け止めて欲しい。そしてそれは風早にしか出来ない事なんです。誰よりも真っ直ぐな気持ちで。
立派だとか立派じゃないとか、そんなのは最早関係ないんですよ。
自分がどうしたいか。
次回には・・・期待するに決まってます!
ところで能登声で「人を呪わば穴二つ」って明らかに某閻魔あいだよね?(笑)
正直地獄少女大好きだから嬉しかったわ。
まさか君届でパロが見れるとはね。