久しぶりに木曽に出かけました。稲武から国道153号線を走って阿智村で左に曲がり、昼神温泉郷を抜けると木曽に入ります。木地師の里で木工製品を物色したあと、妻籠方面に向かいました。
妻籠のちょっと手前に「桧笠の家」があります。前に何度も訪れたことはあるのですが、いつも竹製品ばかり見ていました。今回初めてここが全国でたぶん唯一「桧笠」を売っているお店だということを知りました。
これがヒノキ笠です。農作業や山仕事、川での漁にも使われていて、耕地の少ないこのあたりの主要な産業として成立っていたのだそうです。最盛期は明治のころで、「100万枚ちかい生産量を誇っていた」と、「蘭(あららぎ・南木曽岳の麓に広がるこの一帯は蘭の里というそうです)桧笠」のパンフレットに書いてあります。
今は生産協同組合ができていて、土地の方々が作って販売しているそう。特産のヒノキを薄く切って長細い短冊(ひで)に切り、編んで作ります。かぶってみると、見た目よりはるかにかぶり心地がいいのに、驚きました。
大きさはさまざま。天辺が二重に編んである高級品もあります。
ニホンカモシカの剥製がかぶっているのは三角が深い形のもの。きょとんとした目に似合っています。
野良仕事に便利そうなので、ひとつ買いました。私の頭にちょうど合う枠を探してもらいました。気に入ったのがなければ付け替えてくださるそうです。
背負い籠と青竹のザルも買いました。どれも美しくてつかいやすそうです。青竹の籠に入っているのは「ひで」の端切れ。お風呂に入れるといい香りがするそうです。おまけにもらいました。笠は発送もしてくれます。
*ひのき笠の家 (0264)58-2727
妻籠のちょっと手前に「桧笠の家」があります。前に何度も訪れたことはあるのですが、いつも竹製品ばかり見ていました。今回初めてここが全国でたぶん唯一「桧笠」を売っているお店だということを知りました。
これがヒノキ笠です。農作業や山仕事、川での漁にも使われていて、耕地の少ないこのあたりの主要な産業として成立っていたのだそうです。最盛期は明治のころで、「100万枚ちかい生産量を誇っていた」と、「蘭(あららぎ・南木曽岳の麓に広がるこの一帯は蘭の里というそうです)桧笠」のパンフレットに書いてあります。
今は生産協同組合ができていて、土地の方々が作って販売しているそう。特産のヒノキを薄く切って長細い短冊(ひで)に切り、編んで作ります。かぶってみると、見た目よりはるかにかぶり心地がいいのに、驚きました。
大きさはさまざま。天辺が二重に編んである高級品もあります。
ニホンカモシカの剥製がかぶっているのは三角が深い形のもの。きょとんとした目に似合っています。
野良仕事に便利そうなので、ひとつ買いました。私の頭にちょうど合う枠を探してもらいました。気に入ったのがなければ付け替えてくださるそうです。
背負い籠と青竹のザルも買いました。どれも美しくてつかいやすそうです。青竹の籠に入っているのは「ひで」の端切れ。お風呂に入れるといい香りがするそうです。おまけにもらいました。笠は発送もしてくれます。
*ひのき笠の家 (0264)58-2727
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