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アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

おいでんさんそんセンターができました。

2013-08-12 11:59:08 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  私が住んでいる稲武という地区は、7年前、豊田市に合併されました。豊田市は稲武のほかに、旭、小原、下山、足助の5つの山村を抱え、県内で一番面積の広い市になりました。

  さて、この豊田市に、先日8日、「おいでんさんそんセンター」が誕生しました。センターのある場所は、豊田市足助支所の2階の一室です。3年間は行政の管轄下におき、その後は民営化をめざしています。

   私は昨年夏、豊田市山里暮らし通信員に任命されました。いなかにIターン、またはUターンしてきた人で、いなか暮らしの情報をブログやHP、フェイスブックなどでの発信を行なっていることを条件に選ばれました。通信員の愛称はおいでんさんそんず。

   「おいでん」は、こちらの方言で「いらっしゃい」。「山村へいらっしゃい、と言っている人たち」といった意味だとおもいます。

    命名したのは当時豊田市役所企画部部長だった鈴木辰吉さん。彼は3月に退職なさったのですが、その後、おいでんさんそんセンターの設立準備に奔走。ようやく開所にこぎつけました。

    昨年さんそんずに任命されたのは、3名と1企業だったのですが、さらに今年は2名と1協議会が加わりました。これでメンバーは7名。にぎやかになりました。

    新しいさんそんずメンバーの任命式のあとは、意見交換会。豊田市長とセンター長の鈴木さん、さんそんずの二人と、市街地の主婦グループ・グリーンママンのメンバー、豊田市の自然派系のフリーペーパー「耕ライフ」の編集長がパネラーで、コーディネーターは名古屋大学準教授の高野雅夫さんです。それぞれの活動や山里の魅力について語り、さんそんセンターに期待するところを語りました。

   さんそんセンターの大きな仕事は、都市部と農山村部をつなぐこと。たとえば都市部の、「子供たちに田植えの体験をさせたい」と考えている団体や「定年後の時間を人に役立つ仕事に使いたい」と希望している退職者などの情報と、山村部の、「子供が減って大きな活動ができない」「里山の手入れをしたいけれど人手が足りない」といった情報をデータベース化し、内容に応じた受け入れ先を探して調整します。

    ほかにも活動はさまざま。過疎化のすすむ山里の活性化が目的なのですが、豊かな自然の残る山里が、都市住民にとっても大事な場所であることをアピールし、山里だからこそできる活動を提案しコーディネートします。 

   おいでんさんそんセンターには、市内の山村の案内やしおり、イベントのちらしなどいろいろそろっています。一般の方でも気軽に入れますので、足助の街散策の帰りにでもぜひのぞいてみて下さい。なお、おいでんさんそんずのフェイスブックもできました。こちらからクリックして、「いいね!」を押して下さい!
     

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