アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

究極の丸ごと夏みかんマーマレード

2010-05-07 23:56:46 | 手作りのたべもの
 先月作った夏みかんマーマレード(コチラ→)は、今までの作り方に比べたらかなり簡単でしかもおいしくできたので、これからはずっとこの方法でいこう!と思っていた矢先、友人からさらに簡単なマーマレードの作りかたを教えてもらいました。

 前回のマーマレードは皮をむいて中身と分け、それぞれを処理しました。でも、教えてもらった方法は、なんと夏みかんをまるごといきなり煮てしまうのです!


 しばらく煮ると泡が出ます。この泡はアクなので取り除いたほうがよいのでしょうが、そのままなにもせず2時間ほど煮続けました。みかんはやわやわになりました。皮を少しえぐって食べてみて、苦味が薄くなったところで、水にさらしました。

 でも、あまり水にさらすとうまみが逃げるような気がして、30分ほどで水を切り、手で横に二つ割にして種を出します。種は別にとって置きます。あとでまた鍋に入れ、とろみを出す手助けをさせるためです。

 皮は包丁で切らずに、手で適当にちぎり、ハンドミキサーで中身も袋も皮もぐちゃぐちゃにつぶします。

 残した種をお茶パックにつめ、つぶした夏みかんの入った鍋に入れます。粗糖をみかんの重さの40%ほど加え、煮詰めます。

 種がまだ残っているので、かきまわしては取り除きます。ついでに大きすぎる皮も、へらでおさえてはちぎってやります。だんだんジャムっぽくなってきました。

 なめてみます。前回より甘さを抑えた分、少し苦みが強く感じられます。すっぱみは前回のほうが強いかも。マーマレード独特の酸味と苦みのあいまったさわやかさには少々欠ける気はします。でも、手間をほとんどかけずに作ったにしては、上出来です。開発中の商品、チョコレートブラウニーに入れてみようとおもいます。
コメント (2)
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