アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

干したけのこ

2010-05-15 23:11:55 | 手作りのたべもの
  稲武在住の友人からたくさんのたけのこをいただいたので、干したけのこを作りました。

 干したけのこは、あく抜きしたあと水にさらさず、そのまま薄く切って天日に干して作ります。

 2,3日干すとカチカチに固くなります。それを容器に入れて保存します。使うときは水で戻し、煮物にします。メンマのような食感と味わいがあり、生とは違ったおいしさです。他の食べ方もできると思います。場所をとらないので、いい保存方法だと思います。それに、日に干しているので栄養価も増すはずです。

 ところで、こちら稲武では、育ちすぎと思われるようなたけのこでも、掘り出して食べます。普通は、頭が出るかでないかの、先っぽがまだ黄色いたけのこを、足で踏んで探し出すと聞くのですが、このあたりで売っていたりいただいたりするたけのこは、みんな頭の先が緑色になっています。

 そんなたけのこは、あくが強くて食べられないにちがいない、と最初は思ったのですが、そんなことはまったくなくて、もう少しで竹になりそうなものでも、たいしたあくを感じないのです。

 どういうことなのかわかりませんが、食べるところがたくさんあるのは、うれしいことです。
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ルバーブのジャム

2010-05-15 22:51:12 | 手作りのたべもの
  最近はときどき見かけるようになったルバーブのジャム。酸味が強いので、好き嫌いがあるようですが、ヨーグルトに入れたりスコーンに塗ったりすると、おいしくいただけます。

 私は数年前から、毎年友人の畑で背丈ほどにも育ったルバーブをもらって、ジャムを作っています。食用にするのはルバーブの茎のみ。葉はシュウ酸がおおくて毒なのだそうです。

 茎を斜め切りし、茎の30%の粗糖を混ぜ、一晩おきます。

  鍋ごと火にかけ、中火で煮ます。どんなジャムでも、強火で煮たほがよい色に仕上がるのでしょうが、こげるのが心配なので、私はつい中火か弱火にしてしまいます。

 今回はレモン汁としょうがの粉を入れてみました。

 ルバーブはペクチンの含有量が多いのか、煮始めるとじきにとろっとしてきます。茎もすぐに柔らかくなります。好みのやわらかさになったら火を止めて出来上がり。ルバーブのジャムはとても簡単です。
 
 ただし、今年は色がいつも以上によくなかった! レモンをいれたのに・・・。でも味はいままでで一番です。ルバーブの芋っぽいような臭みが、レモンとしょうがで完全に消えました。すっきりした味です。

 ジャムを作った日、もと畑の草むらの中で、ルバーブを発見しました。ずうっと前に植えたもののようです。たけの高い草の中で、枯れずに育っていたのです。うれしい!
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ブルーベリーやっと定植

2010-05-15 22:20:10 | 林と畑と庭づくり
  家の前庭には、ここ何年ものあいだ、ブルーベリーの苗が何十本もほったらかしになっていました。ブルーベリー農園から不要の苗をいただいたり、剪定した枝をもらって自分で挿し木して育てたりした苗などです。土に植えてやれなくてもせめて鉢を大きくしてやろうとおもって買ったスリット鉢も、苗と同じように庭先におきっぱなしになっていました。

この数年の間、「もう絶えてしまったかな」とあきらめかけても、春になると新芽を出し、鉢や発泡スチロールの箱の中で、なんとか生き延びてきました。花も実もほとんどつけることはなかったのですが、新しい枝も育っていました。

 このブルーベリーの苗を、やっと定植してやることができました。場所は放置してあったもと畑。北側ではあるけれど日当たりはけっこういい場所です。

 最初に穴を掘りました。土が固くてけっこうたいへんでした。何とか掘った穴に、ピートモスと友人にもらったもみがらをほぼ半々に混ぜ、水を入れてこねたものをいれます。ブルーベリーの根は細かいひげ根のような根なので、やわらかい土壌にしてやる必要があるのです。
 
 ほんとは土も混ぜるとよいのだそうですが、草だらけのこの場所でいい土を掘り出すのは手間がかかるので、やめました。栽培を手がけている友人によれば、根が伸び始めた来年当たり、木の近くに穴を掘って、土壌改良すればいいのだそうです。

 北側には8本しか植えられませんでした。のこりはいったん鉢に植え替えて、いい場所ができるまで待機させようと思っていたら、同じもと畑の南側で、土筆が群生しているのを見つけました。

 土筆があるということは、そこが酸性土壌だということです。ここならブルーベリーにふさわしいはず。そこで、垣根に沿って、6本植えました。

 ブルーベリーは根がきわめて細いので、植えたばかりだとちょっとした風にも根っこごと木が揺れてしまうのだそうです。木が揺れると定着しずらいことになります。そこで、友人の助言に従って、すべての苗木に添え木をしました。

 植えたばかりなのに、ブルーベリーは急に生き生きしてきたように見えます。いままで狭い場所で苦労をさせてきました。これからは思い切りのびのび育ってほしいものです。

 

 
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