eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

イーラーニングコンソーシアム

2007-03-02 16:31:48 | イーラーニングコンソーシアム
イーラーニングコンソーシアムの来年度会費の請求が送られてきました。

会費20万円は、各社にとって、はいそうですかと簡単にだせる金額ではないだけに、頭をかかえているところも多いかもしれません。はたして、20万円に値する活動があるのだろうかと。

イーラーニングコンソーシアムは、NPO法人であり、したがって業界団体ではありません。しかし、ほかに業界団体があるわけではないので、業界においても重要な役割をはたしてきました。これも、小松会長のたぐいまれなる指導力によるものです。

理事や執行役員、各委員会の方々のボランティアによる活動も頭がさがります。大変なエネルギーをかけて活動が維持されています。

ただ、現状は、活動におおきなかげりがでています。数年前からその傾向が強まっていますが、たとえば、月例会の参加者が激減しています。以前には、50名も60名も参加して盛会だったのですが、たとえば、2月の例会は10名に満たないほどです。会員数の傾向的減少に歯止めがかかっている兆しも感じません。

わたしは、NPO法人のイーラーニングコンソーシアムがユーザー中心に運営され、積極的な役割をはたすことに期待をしています。

そのためには、eラーニング事業者のみが正会員になる規約をかえるべきでしょう。現在は、ユーザー企業は準会員にしかなれないのです。NPOではありえないこんな不自然な規約が存在するのは、おそらくは、業界団体的な発想がのこっているためです。

さらに、会費をもっと大胆に下げるべきです。あるいは、規模に応じた会費などの工夫をすべきでしょう。それにより、会員数を大幅に拡大する。

この難関を突破する指導力は、小松会長以外にありえません。これは、だれもが感じていることです。

万が一にも、この状況で会長の交代があるなら、展望がまったくでてきません。小松会長のご苦労は多いと思いますが、ぜひよろしくお願いします。



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