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ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ラッフルズホテル

2011-11-19 17:35:47 | 旅行
サマセット・モームで有名なラッフルズ・ホテル。

モームは、シンガポールに建つラッフルズ・ホテルを「ラッフルズ、その名は東洋の神秘に彩られている」と絶賛し、長期滞在したという。

ちょうど大学受験のときに、モーム研究家の朱牟田夏雄先生が出題者であったのか、モームの作品からの出題が多かったので、本を買って、その難解な文章に挑戦していました。

40年ほど前にシンガポールにきたときに、野村證券の担当者が、わざわざラッフルズホテルのティールームにつれていってくれました。天井からつりさげられた大きな扇風機がゆっくり回るそれほど大きくない落ち着いた部屋でした。

ウィキペディアによれば、「1989年に設立されたラッフルズ・インターナショナルにより全面改装が行われ、1991年に再開された。」という。わたしが行ったのは、もちろん、改装前の伝統的なままの建物でした。

「シンガポールが日本に占領された第二次世界大戦時の1942年2月15日にラッフルズ・ホテルは日本軍に接収され、陸軍将校の宿泊施設となり、ホテル名も昭南旅館に変更させられ」ました。わたしが生まれるのが早いのか、シンガポール占領がはやいのかと当時の親族は話題にしていたそうです。

そういえば、村松 友視の本に『モームの部屋 旅の物語』(河出書房新社 1997.1)という短編集があります。モームに関心があるので買って読みました。そのなかに、おどろいたことに、わたしが出てきています。
金沢の闇笛についての短編です。たまたま、吉祥寺のある店で友人と闇笛の話をしていました。この小説のなかでは、主人公がその店(具体的な名前がでてきます)でとなり合わせて座ったはじめて会う男から闇笛の話きいて、金沢まででかけて体験するというものです。たぶん、著者が隣にいたのですね。

そのほかにも、たまに小説のなかに登場させられますが、物書きにはあまり近づきたくないですね。

ところで、シンガポールの小説は、とくに戦前のものを5冊ほど読んだことがあります。 林芙美子や岡本かの子のものも、そのひとつです。なまなましい戦争の小説もありました。

シンガポールといえば、40年くらい前にきたときに、灼熱の道を一人で歩いているときに、ぱったり有名な政治評論家に出会いました。知っている人なので、おたがいにびっくり。昼食にさそわれて近くのレストランにはいって、かれが日本語ちゃんぽんの発音の悪い英語でウエイトレスとふざけあっているのをきいて目をみはりました。すばらしく、コミュニケーションができている。
フィクサーのような感じもあったので、なぜシンガポールに?と感じましたが、くわしくは聞きませんでした。




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