国債の日銀引き受け。
ついにそんな時代がやってきた。1960年代の前半、わたしが大学院で財政学を専攻していたころ、「建設国債」という名前の赤字国債の発行が議論され、はじまった。
財政の専門家は、かぎりない赤字国債の発行につながり、やがては、そのたがさえはずれて日銀引き受けという麻薬にいたるに違いないと警告していた。
それはもちろん、借金を際限なく拡大しながらインフレでチャラにしようという都合の良い目論見だが、資本主義経済はもっとおそろしい。
際限ないしっぺがえしをうける。日本経済は、再起不能なほどの奈落にすすむことになる。
国債破綻のなかでも、最悪のシナリオだ。
ついにそんな時代がやってきた。1960年代の前半、わたしが大学院で財政学を専攻していたころ、「建設国債」という名前の赤字国債の発行が議論され、はじまった。
財政の専門家は、かぎりない赤字国債の発行につながり、やがては、そのたがさえはずれて日銀引き受けという麻薬にいたるに違いないと警告していた。
それはもちろん、借金を際限なく拡大しながらインフレでチャラにしようという都合の良い目論見だが、資本主義経済はもっとおそろしい。
際限ないしっぺがえしをうける。日本経済は、再起不能なほどの奈落にすすむことになる。
国債破綻のなかでも、最悪のシナリオだ。