いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

日本経済、企業の後退感。 a sense of go back the japanese economy & enterprise

2024-06-06 20:26:46 | 日記
 (1)GDPで世界2位とヒト桁違いの経済力で世界経済をけん引する米国は、しかし経済構造は大きく変化、前進をとげている。かって米国の経済力を構成していた鉄鋼産業は中核として象徴のUSスチールが経営難で日本製鉄が買収する計画が表面化して、トランプ前大統領が反対を表明して大統領選を控えたバイデン大統領も難色を示している。USスチール株主総会ではこれが一番いい方法として日鉄への売却を承認している。

 (2)同じく米国経済の象徴で中核だった自動車産業も環境時代での大型車から小型車への移行に適合できずに、日本車などに遅れをとっている。これだけなら米国経済は窮地となるところだが、今米国経済を代表しているのはGAFAといわれる巨大IT企業であり、テスラのEV事業であり、チャットGPTのオープンAIであり情報化、IT、AI時代でスマホなど先端的情報機器デバイスで世界中に顧客数を拡大してこれまでの既存の世界基準、秩序を守りたい各国政府の巨大IT企業の規制強化の中で経済の枠組みを超えての政治とIT企業の競争、対立時代を迎えている。

 (3)米国経済、企業の潜在力、革命的、先進的経済能力の高さ、大きさを実感させられている。日本は少子高令化が世界でも類のない規模で進んでおり、GDPで今年経済が好調、堅調といえない独に抜かれて世界4位となり、近い将来に人口世界一となった印にも抜かれることが確実とみられて、将来人口8千万人時代の予測の中で経済後退感の課題、問題に直面している。

 (4)現在、トヨタハイブリッド車など技術開発力、生産販売力で米国に代わり世界自動車市場を先導しているが、次世代車のEVでは中国、米国などに大きく遅れをとっており、将来展望はまだ見通せない事情がある。
 トヨタなど日本の主力自動車産業企業では近年たびたび検査不正データ、認証不正データが「くり返し」発覚して、企業倫理、管理不足の問題不祥事が起きている。

 (5)企業の世界市場競争激化、進化の中で象徴的に手抜き、データねつ造、不正横行の同じ過ちをくり返しており、これでは日本経済、企業の未来、将来、展望、信頼は取って代わられる。

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