いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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国会議員総とっかえ論。 change of all members of the diet

2024-06-01 20:27:44 | 日記
 (1)岸田首相(総裁)は自民党内に政治刷新本部を設置して裏金議員の処分を実施して、国会では政治資金規正法改正案を与野党が改正案を持ち寄って審議に入っているが、野党は規正法、政策活動費切り込み不足の与党案を審議に値しないと酷評して全面対立している。
 そうこうしているうちに、今度は自民党議員から自ら代表を務める政党支部に裏金などをう回寄付して税優遇を受ける「二重取り」が相次いで発覚してさらに規正法改正案修正に迫られて「政治とカネ」の問題は底なし、腐敗の状況をみせている。

 (2)これで政治改革、刷新ができるのか、以前の本ブログでは現在の政治状況を変えて出直すには国会議員全員をとっかえるぐらいのことをしなければ十分に実施できないとかなり真面目に書いた。
 国会議員は政治活動には規制に縛られない自由な使途のカネは必要だとの論理が使われるが、戦前の言論、自由統制時代でもなく現在は国民主権の民主主義、自由主義国家の中での政治活動であり、政治資金の収支、納税義務は主権者国民と同じレベルですべて管理、把握、報告、申告、納税することは当然のことであり、現在も自由な政治活動を保障するために政治資金の使途を公開しないことがあっていいという考えは時代錯誤だ。

 (3)現在の「政治とカネ」の続出する不正、腐敗問題の裏口、裏金の温床となって、税対策でも二重取りの方法論に使われる政治資金構造をつくっている。こういうことは党組織、議員、専門家の誰かが考えて伝えてきて、継承して「政治とカネ」の不正、腐敗問題を公然化させている政治、議員の本質問題をとなっている。

 (4)そこで過去、禍根にしがらみのない国会議員全員とっかえ論(change of all members of the diet)が出てくるわけだが、現在の日本の政治状況はそこまで追い詰められた底なし最悪といえる。
 国民がよく理解しており、自民党系は4月の衆院3補選全敗、続いて静岡知事選敗北につながっており自民党内(岸田首相の側近)からも政権交代につながるという認識も公然と出ている。

 (5)低いレベルでの争いだが、立憲民主党の支持率は自民党支持率を上回り、政権交代の現実味が出てきている。

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