(1)国民党から離党してひとり政党を立ち上げて夏の参院選で2名の重度障害者候補者などが当選した「れいわ新選組」の山本太郎代表のやり方は、ひとり立憲民主党を立ち上げて国民の支持を集めて旧民進党からの議員も加えて野党第1党となった枝野幸男代表ともダブルものだ。
「れいわ」は夏の参院選で国会の政党要件(基準得票率)をクリアして直近の世論調査での政党支持率は4%台と共産党と肩を並べるまで支持を集めている。
(2)「れいわ」は無党派層といわれる若者層中心に支持を集めて山本太郎代表は次の衆院選には100名の候補者を擁立すると表明しており、同じような経過で国民の支持を集めている立憲民主党にとっても支持基盤が重なって気になる存在となった。
投票率の低下が続く国政選挙では無党派層の動向が直接選挙結果に影響を与えるだけに、若者中心の無党派層の支持を集める「れいわ」の存在は注目されるところだ。
(3)障害者の人権、生活、権利保障社会の高まりの中で重度障害者議員を誕生させて、国会でソフト、ハード面のバリアフリー化対策を持ち込んで実現して関心の高まりを集めたことが政党支持率の上昇となってあらわれたと考えられる。
政党の理念は参院選の主張から消費税5%への減額であり、重度障害者議員の活動など社会保障政策の充実のための財源確保、保障とは相反する政策の矛盾も抱えており、今後どう調整あるいはあたらしい政策により財源も含めて主張していくのか、政党としての実力、実行力が試練となる。
(4)09年の民主党政権はこれまでの自民党長期政権とは違った革新的な政策(公共事業の見直し、高速道路の無料化、高校授業料の無償化、事業見直し、刷新など)で国民の大きな支持、期待を集めて本格的な政権交代を果したが、政策の財源確保、裏付けのない未熟さを露呈して党内勢力争いをくり返して決めれない政治として急速に国民の信頼を失って政権自壊した。
立憲民主党は野党第1党となり国会運営で安倍政権との対決姿勢を示し、政府(大臣失言)、機関(統計不備)の不祥事がありながら国会追及で決定力を欠いて、当初10%台はあった政党支持率は5~6%に落ち込んで「れいわ」の追い上げを受けている。
(5)「れいわ」が若者中心の無党派層の支持の受け皿となって、2議席ながら4%台の政党支持率を集めている国民期待を国会活動、政策で応えていけるのか、期待とともに政党の実力、実行力が試されることになる。
時代、社会の流れを捉えて、象徴的な党勢をみせているが、本来的な「れいわ」の理念、政策がどういうものでそれが時代、社会の流れとどうリンクして実現、実行しようとするするのか、説明力が求められるだろう。
(6)立憲民主党の後追いのところもあり、国民の支持、期待の目は向けられているが民主党政権の事例もあり、このまま国民の期待に応えられる政党のアイディンティティ(identity of the party)を示せれるのか大切だ。
「れいわ」は夏の参院選で国会の政党要件(基準得票率)をクリアして直近の世論調査での政党支持率は4%台と共産党と肩を並べるまで支持を集めている。
(2)「れいわ」は無党派層といわれる若者層中心に支持を集めて山本太郎代表は次の衆院選には100名の候補者を擁立すると表明しており、同じような経過で国民の支持を集めている立憲民主党にとっても支持基盤が重なって気になる存在となった。
投票率の低下が続く国政選挙では無党派層の動向が直接選挙結果に影響を与えるだけに、若者中心の無党派層の支持を集める「れいわ」の存在は注目されるところだ。
(3)障害者の人権、生活、権利保障社会の高まりの中で重度障害者議員を誕生させて、国会でソフト、ハード面のバリアフリー化対策を持ち込んで実現して関心の高まりを集めたことが政党支持率の上昇となってあらわれたと考えられる。
政党の理念は参院選の主張から消費税5%への減額であり、重度障害者議員の活動など社会保障政策の充実のための財源確保、保障とは相反する政策の矛盾も抱えており、今後どう調整あるいはあたらしい政策により財源も含めて主張していくのか、政党としての実力、実行力が試練となる。
(4)09年の民主党政権はこれまでの自民党長期政権とは違った革新的な政策(公共事業の見直し、高速道路の無料化、高校授業料の無償化、事業見直し、刷新など)で国民の大きな支持、期待を集めて本格的な政権交代を果したが、政策の財源確保、裏付けのない未熟さを露呈して党内勢力争いをくり返して決めれない政治として急速に国民の信頼を失って政権自壊した。
立憲民主党は野党第1党となり国会運営で安倍政権との対決姿勢を示し、政府(大臣失言)、機関(統計不備)の不祥事がありながら国会追及で決定力を欠いて、当初10%台はあった政党支持率は5~6%に落ち込んで「れいわ」の追い上げを受けている。
(5)「れいわ」が若者中心の無党派層の支持の受け皿となって、2議席ながら4%台の政党支持率を集めている国民期待を国会活動、政策で応えていけるのか、期待とともに政党の実力、実行力が試されることになる。
時代、社会の流れを捉えて、象徴的な党勢をみせているが、本来的な「れいわ」の理念、政策がどういうものでそれが時代、社会の流れとどうリンクして実現、実行しようとするするのか、説明力が求められるだろう。
(6)立憲民主党の後追いのところもあり、国民の支持、期待の目は向けられているが民主党政権の事例もあり、このまま国民の期待に応えられる政党のアイディンティティ(identity of the party)を示せれるのか大切だ。