オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

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新・ラスベガス半生中継 2017 年GW 5日目(ラスベガスに移動する日)

2017年06月04日 16時38分53秒 | 海外カジノ
深夜2時半。夜が明ければレンタカーを返却してラスベガスへ向かうので、本来ならば今時分はハラーズで寝ているはずのワタシは、実際はアトランティスのカフェ「PURPLE PARROT」でチョップハウスバーガー(7.99ドル=たぶん深夜割引料金)を食べていた。


PURPLE PARROTのチョップハウスバーガー。「肉料理専門店のバーガー」の意味らしい。メニューには10.99ドルとあったが、伝票には7.99ドルと記されていたので、グレイブヤードスペシャルということだと思われる。パティは1/2ポンドあるかどうかだが、物価が高いリノでは超お買い得な気さえする。フライの代わりにコールスローを注文している。

ラスベガスへの経由地であるロサンゼルスに向かう飛行機の出発時刻は夜の7時半である。しかしレンタカーの返却は朝の6時ということになっている。そこでワタシは、空港でレンタカーを返したあとは、無料の送迎バスでアトランティスに向かい、アトランティスではベルデスクに荷物を預けてカジノで過ごし、夕方ころにまた送迎バスで空港に戻るという腹積もりでいた。そして、どうせハラーズを朝6時前にチェックアウトするのであれば、いっそのこと深夜12時過ぎに引き払ってアトランティスで過ごしてしまえ、と考えたのだった。

日中に眠気を催すかもしれないとの懸念もないこともなかったが、車を運転するようになってからは昔と違って毎日それなりに寝るようにしているのでそれほど深刻な寝不足状態ではないし、その後はもう自分で車を運転することもないのだから多少の無理も構うまいと思ってのことだったが、実際眠くなって困るようなことにはならなかった。

リノ最後の夜のビデオポーカーは、比較的よくクワッズが出てくれた。お金は増えないけれども、これまでがあまりにひどかったので、むしろツイているようにさえ思えてしまう。ビデオポーカーの情報サイトで、遊んでもよさそうな台を探して、一晩中打ち続けていた。

やがて夜が明け、車を返しに空港へ。吐く息は白く、気温は低いはずなのだが不思議と寒いとは感じない。送迎バスを待つが、よそのカジノの送迎バスばかりやってきて、アトランティスはなかなか来ない。やっと来たと思ったら、遠くの方にしばらく停車した後、出て行ってしまった。30分後、またアトランティスのバスが来たので目立つところに立っていたら近くにやってきたので、声をかけたところ乗せてもらえた。ドライバーに「あんた、さっきもいたよね? 呼び止めてくれなきゃあ」などと言われた。

アトランティスで荷物を預け、今まであまり手を出してなかったビデオスロットをちょこちょことつまみ食いしながらカジノ内をうろついていると、昨日までしばしば同じバンクでビデオポーカーを打ち続けていた、あの同級生に似ている女性とばったり出会った。彼女はアトランティスのディーラーだった。今は就業中で、どこかへ急いでいる様子だったのであいさつしただけで終わる。

午後3時ころ、コンプキヨスクでステイタスを見たら、コンプダラーが27ドルほども貯まっていた。と言うことは、たぶんこの二日間で少なく見積もっても1万ドルくらいは回したということか。残してもしょうがないものなので、これでごはんを食べてから空港に向かおうと決め、「Cafe Alfresco」というカジュアルダイニングに入る。カフェと言うのでアメリカンスタイルかと思ったら、イタリアンの店で、ピザとパスタのメニューが多い。

ここでワタシは、「パスタ・アトランティック(17.99ドル)」というスパゲティとビールを注文する。アメリカのスパゲティはたいてい茹ですぎで伸びきっておりおいしくないのだが、どうせタダみたいなものだし、ビールと併せてちょうどコンプダラーを使い切るくらいの値段だったので選んでみた。ビールはビールでいくつも種類があり、決めかねたので、ウェイトレスに「お勧めはどれか」と聞いたところ、「サンプラーを持って来てあげましょう」と言い、小さな盃に6種類くらいのビールを注いで持って来てくれた。「これがナントカで、これがナントカ」と説明を聞きながら利き酒をして一つを選んだ。

「パスタ・アトランティック」は、たっぷりのシーフードが入ったクリームソースのスパゲティで、麺は案の定ふにゃふにゃだったが、ソースは意外にも非常においしかった。機会があればまた注文してしまうかもしれない。帰り際、ウェイトレスのサービスに応えるつもりで、チップを10ドル置いて出てきた。



(上)スパゲティにはフォカッチャが付いてきた。これもおいしい。
(下)麺自体は、例えば標準ゆで時間が7分とされている麺を9分くらいゆでればこのくらいになるか、という程度で、アルデンテには程遠い。しかし、エビとホタテがたっぷり(日本流のたっぷりではなく、アメリカ流のたっぷり)入ったクリームソースは大変おいしい。


リノの空港へは、搭乗口前で徹夜の体を少し休ませるつもりで、少し早めの5時前くらいに到着。1階正面の、以前マクドナルドがあったところがセキュリティチェックに変わっていた。キヨスクでチェックインした後、セキュリティをくぐって搭乗口まで行ったが、搭乗券がロサンゼルスまでの1枚しかないことに気づく。ランドサイドに戻って係員に「確認させて欲しいんだけんども、ミーの搭乗券がおかしいある」と話しかけると、「あなた、さっき取り忘れてたわよ」と言って、破棄された搭乗券を見せられた。チェックインキヨスクで2枚発行された搭乗券を1枚しか取っていなかったらしい。その場で再発行してもらって事なきを得る。

ロサンゼルスでは、今日からアメリカにやってくる女房と合流することになっている。ケータイに電話すると、ユナイテッドのラウンジにいると言う。国内便の客でも入れるのかと心配したが、行ってみたらあっさり入れた。それにしても、ソフトバンクのアメリカ放題はなかなか便利だ。LINEなどの無料のネット電話と違って、wifiなど意識しなくても使えるのが大変良い。

ラスベガス到着は定刻通りだったが、レンタカーを借りる手間もあり、ホテル到着は2時前だった。女房はおなかは空いていないと言うので、二人で軽くゲームをする。女房はビデオスロットのバッファローシリーズで少しだけお金が増えた。明日もあるので、3時半ころにはメラトニンを飲んで寝る。

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