オバシギ
2022-09-02 | 野鳥

オバシギの名は、尾羽が目立つシギから付いたという説が有力
見た感じではそれほど目立つようにも見えない
シギは、羽をシゴクのでシゴキが転じたとか、シキリと羽ばたくのでシキリから転じたなど諸説ある
旅鳥
全国に飛来し、8~9月の渡りの時期に見られる
干潟、河口、海岸の岩場や砂浜、水田などに居る
岩場や砂浜では貝類を好んで捕り、干潟や河口ではゴカイ類や甲殻類貝類などを捕る
干潟では砂質より泥質の所を好む・こうした生態の違いで棲み分けているようだ
水田に入ったものはタニシなどを良くとる
雌雄同色
夏羽では頭から頸、胸にかけては白く、黒褐色の縦斑が密にある
背と胸は黒褐色で、白と橙色の斑
脚は短めで、ややずんぐりとした体形に見える
大きさ27cm