トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウスグモスズ

2014-10-31 | 虫類


クサヒバリに似た白っぽい小さなコオロギの近縁種
コオロギの近縁種ではあるが鳴くことはない
名前のウスグモは源氏物語19帖の「薄雲」から採った

その生い立ちが不思議
見つかったのは1970年東京の世田谷で見つかり新種として登録された
この大きさの虫が今まで都内で見つからないはずはないと帰化種と推定されたが 外国の文献に記録がない
つまりは日本で見つかり日本でしか確認されていない虫が外来種というおかしなことになっている
80年代になって関東各地 大阪や京都でも見つかっている
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キンケハラナガツチバチ

2014-10-30 | 虫類


フジバカマの花にキンケハラナガツチバチが食事中だった
頭胸部が黄色い毛に覆われ腹の長いハチ 全長20mmほどの大きさだった

春先から10月頃まで見られ メスのみ成虫で越冬する
ツチバチの仲間は土の中の幼虫に卵を産み付ける

キンケハラナガツチバチのメスは産卵のために土を掘り コガネムシの幼虫に卵を産み付ける
孵化した幼虫はコガネムシの幼虫を食べて成長する
コガネムシの天敵と言われている

ハチの仲間は巣で蜜を幼虫に与えて育てるものだけではないと分かってチョッと驚き
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ウズグモ

2014-10-29 | 虫類


渦巻き状のクモの巣があった
ウズグモ科の仲間のクモの巣だ

水平な円網を張り中心部にウズ巻状のかくれ帯を付ける
ウズグモ類の横糸は2本の糸の間に梳糸(そし)と呼ばれる 粘性のあるきわめて細い糸が絡まった特殊な構造をしていて 粘球糸で横糸を張る他のクモとは違う

渦巻き状のかくれ帯を付けると引張りが強くなり 小さな虫がかかっても振動が伝わり捕食することが出来る
この網の持ち主が見当たらなかったが ウズグモかカタハリウズグモかもしれない
いずれも大きさは5mm位の小型のクモだ
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キビタキ

2014-10-28 | 野鳥


オスの黄色い色が目立つヒタキ類でキビタキ(黄鶲)

夏鳥で4月後半にやってきて 繁殖し10月中には南へ渡る
渡りの時期には市街地の公園でも見られる
この秋には2度も出会ったが この時期は落ち着かず写真が撮れなかった
6月の写真をアップするが 春から夏にかけては繁殖行動で囀ったりしていて写真も撮りやすい

大きさは14㎝で 平地から山地の林の中にいる
昆虫類やクモ類を採食する 

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ホシガラス

2014-10-27 | 野鳥


星を散らしたような色彩でホシガラス(星烏)

北海道 本州 四国に留鳥としている
おもに亜高山帯の針葉樹林に住む
夏には高山帯のハイマツ帯に 冬でも比較的高地に留まるが まれに低山や山麓に現れることもある

木の実や昆虫などを食べ 細く長い嘴で松かさから種子を取だし貯食することもある
大きさは35㎝でほぼキジバト大
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ムラサキヤマドリタケ

2014-10-26 | キノコ


夏から秋にかけてスダジイなどブナ科の樹木の林内地上に生えるキノコ
東アジアに広がるカシやシイの林にはヨーロッパやアメリカにはない固有のキノコがある
ムラサキヤマドリタケも東アジアに分布する
とても美味しいキノコで ヨーロッパでは好んで食べられるヤマドリタケの代用品として 中国産の乾燥品がヨーロッパに輸出されている

傘は紫色 成熟したものではしばしば黄色などの斑紋を生じる
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ヒメカタショウロ

2014-10-25 | キノコ
 

まん丸い形だがこれでもキノコ
腹菌類の仲間のキノコでヒメカタショウロ(姫硬松露)

多くのキノコはその表面に胞子を作るが 腹菌類はキノコの中に胞子を作る
少し皮を押してみると煙のように胞子が上の穴から噴出してくる
皮を割ってみると中には黒っぽい胞子が詰まっている

初夏から秋にかけて林内 特に松の樹下に発生する
有毒で食べられない 幼菌は白くて 食べられるホコリタケに似ているので要注意
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コナサナギタケ

2014-10-24 | キノコ


地面から2㎝程の小さなキノコを見つけた
根元を掘ってみると虫がついていて冬虫夏草と分かった

ガの蛹などにつくコナサナギタケのようだ
ただ虫の色模様がガの蛹なのかどうかわからない

菌は子嚢菌で昆虫の種類が異なれば付く菌の種類も異なる
昔から特に中国ではその不思議な姿に生命のパワーを見て不老不死や長寿の願いが託された
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キンギンボク

2014-10-23 | 樹木 草花


今日は24節季の霜降(そうこう) 初霜が降り冬の間近いことを知る頃
あちこちで初氷の便りがあり まさに冬間近か

キンギンボク(金銀木)の実が生った
春に咲く花が初めは白で後に黄色になるのでキンギンボクの名がついた
実が 2個の基部がくっ付きひょうたん型になることから別名ヒョウタンボク(瓢箪木)ともいう
同じスイカズラ科のスイカズラの花も 最初は白だがのちに黄色に変わるので こちらの別名はキンギンカと言う

分布は北海道南西部 本州東北地方と日本海側
スイカズラ科の落葉低木 2mくらいの大きさになる
赤い種子は艶があって美味しそうだが有毒で食べられない
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ハツユキソウ

2014-10-22 | 樹木 草花


今日は12月の気温で冷たい雨が降った
雪の季節を思わせるからと言う訳ではないがハツユキソウ(初雪草)

北アメリカ原産のトウダグサ科の一年草
茎の上部の葉の縁が真っ白に彩られ 雪が積もったと見立ててハツユキソウ

春に芽をだし夏から秋にかけて白い涼しげな葉を観賞する
夏に白~黄緑色の小さな花を咲かせるがあまり目立たない
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アサギリソウ

2014-10-21 | 樹木 草花


アサギリソウ(朝霧草)に出会った
原産地は北海道 サハリンで キク科の耐寒性の強い常緑多年草
高山から亜高山帯に生える高山植物

葉が細かく糸状に裂けて細かい毛に覆われているようで触ると軟らかい
銀色のよく分枝した葉を朝霧に見立ててアサギリソウという

花は夏の時期に黄色く咲くが 花より葉を愛でる観葉植物のようだ
都内では随分昔に木場公園で見たが今でも有るかどうか・・
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秋の七草

2014-10-20 | 樹木 草花
        

秋の七草一挙アップ・・と言うほどの事も無いのですが・・

秋の七草は奈良時代に山上憶良のよって詠まれた二つの歌に基づいている
「秋の野に咲きたる花を指(および)折り かき数ふれば七種(ななくさ)の花」(万葉集)
「萩の花尾花葛花撫子の花 女郎花(おみなえし)また藤袴朝顔の花」
萩はヤマハギ 尾花(おばな)はススキ 朝顔はキキョウを指している

7種の中で萩は木本で 他は草本 木本が1種入っているのに七草はおかしいという人もいる
元の歌は七種で「ななくさ」と読ませているので良いのではないか

春の七草が食用なのに対して 秋の七草は観賞用で見て楽しい
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エンマコオロギ

2014-10-19 | 虫類


枯葉の重なった草地に足元からピョンピョン飛び出してきた エンマコオロギのようだ
エンマコオロギは日本最大のコオロギで4㎝位はある

鳴き声はコロコロリーとリズムのある鳴き声
なわばりを主張して鳴く「ひとり泣き」 メスを誘う「誘い鳴き」 オス同士喧嘩する「争い鳴き」など いろいろな鳴き声があるそうだがどう違うのか不明
左ばねの表面にある摩擦片に右側の裏面にある小さな歯のようなやすりを擦りあわせて鳴く

食べ物は野菜や昆虫の死骸など 越冬は卵でする
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キマエクロホソバ

2014-10-18 | 虫類


フジバカマの花の中にひっそりと佇んでいたキマエクロホソバ
襟に赤色部があり 翅が黄色く縁どられている

大きさは35mm位のヒトリガ科の細長い体のホソバの仲間
成虫の出現時期は 5~6月 または5~8月などと記述されているが 出会ったのは10月の都心周辺の公園である
幼虫は地衣類を食べる 成虫は花の蜜を食べる
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ヒメエグリバ

2014-10-17 | 虫類


なんと洗練された色模様だろう
時にイモムシの世界は 素晴らしい配色や形で見る人を魅了する
日本にはチョウやガは チョウ類約300種 ガ類約5500種もいる

ヒメエグリバの幼虫は4cmほどの大きさで このまま幼虫で越冬する
食草はアオツヅラフジ 種の形がアンモナイトに似ていると随分前にアップした草だ
成虫はガの多くがそうであるように4cmほどの薄茶色している
このアオツヅラフジには数匹のヒメエグリバがいて 葉が随分と食害されていた
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