サルスベリ(百日紅)が真っ盛り、中に1株紫色のサルスベリが咲いていた
木肌が滑らかで猿も滑り落ちるという意味の名前
ミソハギ科の落葉小高木、大きいものは10m程になる
中国南部原産で江戸時代に渡来して、各地に植えられている
樹皮は淡紅紫色で滑らか、薄くはげ落ちで淡い色の木肌が現れる
葉は対生又は互生で、時にはコクサギ型葉序になる
葉身は4cm程の倒卵状楕円形で先は鈍く、縁は全縁
花は7~10月にかけて咲く 文字通り百日近くに渡って咲き続ける
花は4cm程で花序の基部から咲き始め、ピンク、赤、白などがあり紫色は珍しい
花弁は縮れて波打ち、下部は柄のようになっている
雄しべは多数あり、外側の6個は長く葯は紫色、内側の雄しべの葯は黄色い
果実は蒴果
7mm程の球形で、熟すと6裂する
中の種子は5mm程で広い翼がある