トリからキノコ 自然見て歩き

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自然の中が心地よい

ヒメスミレの花実種

2016-12-31 | 樹木 草花


大晦日 今年もこのブログにお出で頂き有難うございます
新しい年が良い年でありますように!!

こんな冬の最中にヒメスミレが何株も咲いていた
全体に小型で可憐なヒメスミレ 花の時期は普通は4月
花がある株 実になっている株 種を付けている株と3態を楽しめた

東北~九州に分布し主に人家周辺 道端 花壇 芝地など人の手の加わった場所に生える
花は濃青紫色で紫条が目立つ
距は花が小さい割に太く色は白色~淡褐色
葉は披針形で裏は淡緑色か紫路を帯びることもある 翼はほとんどない
根は白色

実は熟すと3つに裂けて 乾くにつれて種子を弾き飛ばす
更に 多くのスミレにはエライオソームと言うアリの餌になる付属物を付けていてアリが散布する 
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越冬ハマシギ

2016-12-30 | 野鳥


ハマシギが20羽ほど池で採食していた
シギやチドリの多くは旅鳥で冬には南に渡って行くが 中には日本で越冬するものもいる

ハマシギは旅鳥または冬鳥で 日本全国で最も普通に見られるシギの一種
古語では千鳥との区別が無く「はまちどり」だったが区別されハマシギになった

干潟 河口 水田 湖沼などに居る
普通は群れで行動し 忙しく動き回って貝類ゴカイ類 淡水域では陸生貝類や甲殻類 ミミズ類 昆虫類の幼虫などを食べる
群飛しながら一斉に反転するので 上面の褐色と下面の白が舞いのように揺らめいて見える
雌雄同色 大きさは21㎝
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ベニヤマボウシの花

2016-12-29 | 樹木 草花


ベニヤマボウシの花が咲いていた

ミズキ科の落葉高木 高さ15m程になる
ヤマボウシは主に白く咲き 淡紅色などもあり変化が多い
紅色を帯びるのをベニヤマボウシと言う
頭状の花序を僧兵の頭に 総苞片を白い頭巾に見立ててヤマボウシと言う

花の時期は5~7月なのに なんで今頃咲いているのだろう
花びらのように見えるのは総苞片で 中心に集まっている淡黄緑色の20個ほどが小さい花の集まり
果実は集合果で1cmほどの球形 甘くて美味しい
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ヤマトクサカゲロウの越冬型

2016-12-28 | 虫類


どこから入ったのか部屋の机に上にヒラヒラとティンカーベルが舞い降りてきた
ヤマトクサカゲロウの越冬型のようだ

6月から11月まで現れ成虫で越冬する
普通は緑色の虫だが 越冬するときには淡褐色に変わる
クサカゲロウ(科)の名は 草色の体色から 又は仲間に臭い種もいて付いた

カゲロウと言うと羽化後の寿命が短く はかないものの例えにされるが それはカゲロウ目の仲間の話
今日出て来たのはアミメカゲロウ目の虫 フラフラ飛ぶ姿は似ているがかなりの遠縁

卵は照葉樹に産み俗に「うどんげ」と呼ばれる
幼虫はアブラムシを食べる アブラムシの天敵農薬として使われることもある
成虫は花の蜜や アブラムシの出す蜜などを食べる
頭から尻まで1cmほどだった
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シナマンサクの花

2016-12-27 | 樹木 草花


早々とシナマンサクの花が咲いた

マンサク科の落葉小高木9ⅿほどにはなる
マンサクは日本固有種で花が枝一杯に付くので満作 又は「まず咲く」が訛ったとの説もある
シナマンサクは中国原産のマンサクの仲間の木

葉が翌年の花の頃まで茶色くなって残っている
花は1~3月に葉の展開に先立って咲く
前年の葉腋から出た短い柄の先に黄色の花が集まって咲く
花は香りがよく花弁は線形で変わった形をしている
果実は蒴果で熟すと2裂し 光沢のある黒い種を2個出す
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マヒワ

2016-12-26 | 野鳥


マヒワの群れがハンノキに群がった

平安の頃には「ひわ」の名で知られ 江戸時代に「べにひは」「かわらひは」と区別されるようになり「まひは」となった

主に冬鳥 北海道と本州中部の山地で少数が繁殖している
10月中頃にシベリアからやって来て亜高山帯に入り 秋が深まるとともに低い山に下りて来て 山麓の雑木林を飛び回る
カバノキ類 ハンノキ類 針葉樹の種子が好きだが 草地に降りてマツヨイグサやナギナタコウジュなどの穂にとまって種を啄むこともある

繁殖期の子育ての時は 大量の種子を食べて そのうと言う器官に蓄え吐き戻して雛に与える種子だけで子育てをする菜食主義者
繁殖期以外は群れで生活する 
頭の上を群れで飛び去り 中々はっきりとは見られない事が多い
大きさ12㎝

かな網の大鳥籠に木を裁えて ほつ枝下枝に鶸飛びわたる(正岡子規)
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タラヨウの実

2016-12-25 | 樹木 草花


タラヨウの赤い実がたわわに実った

タラヨウはモチノキ科の常緑高木 大きい物は20ⅿにもなる
葉が肉厚で 葉裏を細いもので傷つけるとそこが黒く変色して浮き上がる
タラヨウの名は インドで葉に経文を書く多羅樹(ヤシ科のウチワヤシ)になぞらえて付けられた
傷が黒くなるのは そこから細菌などが入らないように塞ぐためポリフェノールを出し それが酸化するため
郵便の「はがき(葉書き)」は 昔 葉に文字を書いたのが語源で タラヨウは俗にハガキノキと言われる 日本郵便ではハガキノキに因んでタラヨウを郵便局の木として シンボルツリーにしている

花は5月頃雌雄別株で 前年枝の葉腋に小さく多数つける
実は核果で8㎜ほどの球形のものが11月頃から赤く熟す
ヒヨドリ ムクドリ カラス類などがこの実を食べる
硬くて味はほとんどない
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ナミテントウ

2016-12-24 | 虫類


ナミテントウが葉の上で日向ぼっこしていた
同じ2紋型だが 紋の色が赤と黄色で面白い

ナミテントウは斑紋の形がおおまかにに4種類に分けられている
2紋型・黒地の翅に赤い紋が2個ある
4紋型・黒地の翅に赤い紋が4個あるもの
斑紋型・黒地の翅に赤い紋が沢山あるもの
紅紋型・赤地の翅に黒い斑紋があるもの
更に斑紋の大小や形などには様々なバリエーションがあり 細かく見ると100種類以上ある
もちろん違う紋の間での交尾は成立するのだが どうも紋の選り好みがあるのではないかとも言われている

出現時期は3~11月頃で 成虫で越冬する
テントウムシは日本では172種居て 多くの種ではアブラムシやカイガラムシ等を食べるが 草食性のものが8種類 菌食性(葉の裏のカビの仲間を食べる)のものが5種類居る

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オオハナアブ

2016-12-23 | 虫類


ツワブキにハナアブの仲間のオオハナアブが来て食事中だった

オオハナアブは3月から12月頃まで出現するが 暖地では冬でも見られる
ハナアブはその名の通り 花を訪れ花粉や蜜を食べ 体に付いた花粉を花から花へ運んでいる
大きさは15㎜程有った

蜂によく似た色形だが 針を持つハチに擬態している
武器を持たない動物が 危険な動物真似て同じような模様を持つのを 「ベイツ型擬態」と呼んでいる
色形はハチに似ているが ハエに近い
複眼が大きく触角が短いハエっぽい顔をしていて 慣れれば見分けは簡単というが・・

幼虫は水生で水中の落ち葉などを食べている
アブの仲間は幼虫と成虫の食べ物が全く違うものが多い
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オオマシコ

2016-12-22 | 野鳥


オオマシコの群れが13羽 中にはお目当ての真っ赤なオスも居た
オスもメスも赤を基調とした典型的なマシコ類
マシコは猿子で顔が赤いことをサルに例えたもの
特に赤色の美しいオスはテリマシコと呼ばれた

数少ない冬鳥でウオッチャーの人気は高い
平地から山地の林や草原などに居る
ハギ類の種子を好んで食べ 林縁や道路わきを採食しながら移動する
オスは全体に淡い紅色で 前頭と前頸が銀白色 脇腹腰は淡い紅色
メスは全体に淡褐色で 顔の前面と喉から胸 腰はわずかに淡い紅色
大きさ17㎝

時雨こし木ずえの色を思へとや えだにもきいるてりましこかな(寂蓮)
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キランソウの花

2016-12-21 | 樹木 草花


今日は冬至 太陽が最も低くなり昼が短く夜が長い
ゆず湯に入り冬至がゆやカボチャを食べると風邪を引かないと言われれている

咲き残ったのか狂い咲きなのか 道端にキランソウ(金瘡小草)が弱弱しく咲いていた
シソ科の道端や山麓に咲く多年草
名前は漢名に由来
薬草として知られ 地獄に蓋をして病人をこの世に戻すことから 別名ジゴクノカマノフタと言う
花期は3~5月と言うが 今頃咲くなんてどういうことか

地下茎が口内炎 歯茎の腫れ 葉は口臭に良い
葉は茹でて各種の和え物やテンプラにしてもおいしい
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サンゴシトウの花

2016-12-20 | 樹木 草花


真っ赤なサンゴシトウ(珊瑚刺桐)が咲いていた

アメリカデイゴの園芸品種でオーストラリアのシドニー植物園で作出された
花を珊瑚に例え幹や枝にトゲがあるのが名前の由来
菱形の葉の形からヒシバデイゴとも呼ばれている

マメ科の落葉低木 3m程にはなる
花は6~11月 新梢に50cmの大きな花穂を付け濃赤色に咲く
旗弁が完全に開かないため花は筒状になる
挿し木で簡単に増やせるそうだ
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ガクアジサイの種

2016-12-19 | 樹木 草花


もうすっかり花の跡形もないガクアジサイに実が残っていた
実をすりつぶした所 塵に見まがう小さな種が出て来た
写真の下の黒い棒は 0.5mmのシャープペンの芯
種の両端は短い突起状の翼になる と物の本には書いてあるが翼と言えるほどの物かどうか

ガクアジサイはユキノシタ科の落葉~半落葉の低木
公園や庭先で見るが 元々は沿海地の林内や林縁に生えていた
分布は房総半島 伊豆半島 三浦半島 神島(和歌山) 足摺岬

両性花の集団を囲むように咲く装飾花を額に例えてガクアジサイの名がある
品種改良によってさまざまな色形のものがあり アジサイもガクアジサイから作られた園芸種
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オオアカハラ

2016-12-18 | 野鳥


オオアカハラが地上を歩いていた
アカハラの亜種についてあまり認識は無かったのだが アカハラとオオアカハラがいる
オオアカハラは千島列島の中部北部で繁殖し それより以南から本州中部以北で繁殖すのがアカハラ

夏鳥(一部留鳥)または冬鳥
国内で冬季に見られる個体の多くは亜種オオアカハラの可能性が高い
オオアカハラは頭部がかなり黒っぽい
冬は山麓や暖地に移動する

地上を数歩歩いては立ち止まり落ち葉を掻き分けたり土をほじって 昆虫類の幼虫やミミズなどを食べる 木の実もよく食べる
大きさアカハラは24㎝ オオアカハラは体の大きさが重複していて識別は難しい
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カンレンボクの実

2016-12-17 | 樹木 草花


オオギリ科の落葉高木
ミズキ科に類縁がありミズキ科に含める見解もある
強い生命力と多くの実を付けることから 子孫繁栄に例えられ喜びの木として別名喜樹という
中国中南部原産で日本へは大正時代に渡来した

雌雄同株で7~8月枝先に小さな花が集まった球形の花序を付ける
頂生の花序には雌花 側生の花序には雄花が付く
果実は長さ2㎝程のバナナ型で球状に集まり11月頃に黄色に熟す

果実や根を含め全体に抗がん作用のある物質(カンプトテシン)が含まれている
毒性が強く副作用があり臨床試験は中断したが
ヤクルトがカンプトテシンの構造をもとに「イリノテカン」と言う抗がん剤を開発した
肺がん 大腸がん 婦人科がんに適用されている
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