夏はユリの季節 色々なユリがあちこちで咲き誇っている
ユリは大きくて美しい花を咲かせるものが多く世界的にも有名と言う
オニユリは古い時代に鱗茎を食用にするために渡来したものらしい
ユリ科の人里近くでしばしば野生化している多年草
茎は1~2mにもなり暗紫色の斑点がある
葉は互生し5~18cmの披針形 基部に黒紫色の珠芽(むかご)をつける
日本のユリの仲間で珠芽を付けるのはオニユリだけ
よく似たコオニユリは茎の暗紫色の斑点が無く 珠芽を付けない
花は7~8月 茎の上部に10cm程の大きさで下向き又は横向きに付ける
6個の花被片は強く反り返り濃黄赤色で濃い斑点がある
よく似たコオニユリは茎の暗紫色の斑点が無く 珠芽を付けない
不稔性で種子が出来ず地下の鱗茎や珠芽で増える
鱗茎を水洗いしてはぎとり 熱湯をかけてから日干しにしたものは デンプン タンパク質 脂肪に富んでいる
煎じて飲めば咳止め解熱に良い
ウグイス
2018-07-19 | 野鳥
普段は藪からの中に居てあまり見られないウグイスだが 高原で草の上の目立つところで盛んに囀っていた
名前の語源は鳴き声から来ていると言う説が有力で「うぐい」は鳴き声 「す」は鳴き声を表す接尾語
今では「法 法華経」と言う聞きなしが 昔は「うーぐい」とはねー
留鳥 一部の場所では漂鳥
東京近辺では11月頃現れて冬を過ごし 3月上旬に初音を聞かせて4月には姿を消し繁殖地へ移動する
繁殖地ではオスは200m程の範囲で囀り 縄張り宣言と花嫁募集をする
メスがやって来て番になるとおもうと すぐに別のメスを求めて囀り続行 多い時は6~7羽のメスと番になると言う
メスは巣作りから子育てまで一人で行う
メスは1回目の繁殖が終わると 2回目は別のオスの縄張りへ行って繁殖する
出会ったのはもちろんオスで 目立つところで盛んに花嫁募集の最中と見える 囀る期間は長く9月でも囀っていることがある
雌雄同色 体色は茶褐色でウグイス色ではない
大きさ オス16cm メス14cmで小鳥では珍しく大きさが違う