別荘地の林のなかでイカルが目の前に出てきた
太くて黄色の嘴が特徴のアトリ科の鳥で古名は「いかるが」と言われた
奈良県の斑鳩(いかるが)に棲む鳥がその名前の言われ
聖徳太子の17条憲法の「和をもって貴しとなす」はイカルが仲良くしている様に太子が感じ入ったことがきっかけと言われる
観察でも仲の良い鳥で抱卵はメスがするが オスはメスの給餌にやってきたり メスが巣を離れる時はお互いに囀り合い(つまりメスも囀る)オスが迎えに来てから一緒に飛ぶ 巣に戻る時も必ずオスが送ってくる
鳥の中ではダントツに仲の良い鳥だ 但し繁殖期以外は群れで生活することが多い
留鳥又は漂鳥 北方のものは冬には暖地に移動する
囀りはコーキーコーキコキーなどとのどかな節回しで 聞きなしは「お菊24」「コーヒー入れといてねー」など聞きたいように聞こえる 全長23cm