今日はお彼岸の中日、ヒガンバナが1輪咲いていた
秋の彼岸の頃に咲くのでヒガンバナという
その他マンジュシャゲ、ハミズハナミズ、シビトバナなど、地方名が500以上あると言われている
ヒガンバナ科の田の畔や土手などに群生する多年草
葉は花の終わった晩秋に伸び始め、冬を越して翌年の春に枯れる
長さ30~60cmの線形、深緑色で光沢があり中脈沿いは白っぽい
花は9月に咲く
40cm程の花茎を伸ばし、鮮紅色の花を散形状に5~7個つける
花被片は4cm程の狭披針形で6個有り、強く反り返る
雄しべ6個と雌しべは花の外に長く突き出る
3倍体でほとんど結実はせず、種子が出来ても発芽しないと言われる
だが、18912株の花を観察したら、479個の種子が出来、蒔いたところ22個の芽が出た、と聞いたことがある
鱗茎で増える
鱗茎はアルカロイドを含み有毒
昔飢饉のときに水に晒して食用にした・・というがそのような記録はないという説もある
アルカロイドのリコリン利用の薬品で、咳、痰、吐剤に効果ある
肩こりには鱗茎をすりつぶして、足の土踏まずに貼って寝ると良いという