トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

クネクネ

2011-10-31 | 樹木 草花


自然は時におかしな造形を見せてくれる

木の枝がクネクネと紐のように絡んで行きつ戻りつしている

多分こんな形になるには2,3年はかかっているだろう

まだ頑張るのか もうダメと枯れるのか 

来年また来てみよう
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葉のせめぎあい

2011-10-30 | 樹木 草花


林の中で空を見上げると 奇妙な白い筋が描かれている

3本の大木のてっぺんの葉が せめぎ合ってお互いに牽制しあい 領界を決めたように見える

樹木は陽の光に成長が左右されるから 皆必死で葉を伸ばし他の葉の上に出ようと権謀術策手を尽くす

争い事など無いような平和な樹木も 生きるためには結構大変なのだ
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ケンポナシ

2011-10-29 | 樹木 草花


地面にケンポナシの実が沢山落ちていた

白く丸いのが実で 実が付いている枝のようなものは実を支えている果軸
実の中の種は茶色っぽくツルツルしている

じつは茶色の果軸がとても美味しい
ジャムにもなるし 刻んでケーキの生地に混ぜて焼くと美味しい

あまりあちこちで見かけることはないが 明治神宮の本殿でお参りをしてから 左の林を行くと右側にある
小石川植物園の門を入ったすぐの右にもある

種の散布者は狸などの動物
甘い果軸ごと食べて ツルツルした種はそのまま排泄される

イチョウなどもそうだと思うが 動物に種の散布を依存していた植物は 都会では散布者が居なくなってしまい 木の真下におびただしい数の実生が出て成長できず枯れる

人は黄葉のイチョウが好きなのか街路樹にに植えたりしてあちこちで見られる
人の好むような色 姿 味などに進化するのも生き永らえる道かも・・
ケンポナシよもっと美味しくなーれ
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マネキグモ

2011-10-28 | 虫類


体を真っ直ぐにして枯れ枝が糸に引っかかっているように見える

ちょうど餌が掛かったところで餌をお出でお出でするように足で絡めているところに出会った
少し糸に触ると体をぴんと伸ばして枯れ枝の隠れ術
更に触ってしまったら糸が切れてすたこら逃げ出した
逃げながらも餌はしっかりと担いでいる
大概は餌など放り出して逃げるものだが面白い

大きさは1cm程で 条状の糸を3,4本張り その糸に梳糸という極細の糸が多数付着していて この糸に触れた昆虫は巻きついて逃げられない

捕れたエサはハエのように見えるが エサを担いで逃げるクモを初めて見た
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スジアオゴミムシ

2011-10-27 | 虫類


ゴミムシとかシデムシは自然界の掃除屋さん

ミミズの大物をかぶりついている頭部が金属光沢のきらきら光る虫が居た
近づくと枯葉の下に隠れたので枯れ葉を退けると諦めて またかぶりついた

元々は夜に活躍する虫なのだがこんなエサが目の前に有ったらそりゃ夜まで待てない
全身で夢中でガブリついている

美味しそうに食べるもんだ
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ホシヒメヨコバイ

2011-10-26 | 虫類


小さな虫が葉の裏に蠢いていた

ヨコバイの仲間でホシヒメヨコバイ
背中の黒い斑を星に見立てのだろうか

ヨコバイはセミに近い仲間で 敵が近づくと横に這って裏側に逃げる習性があるのでこの名前が付いた
大きさは3mmほどでとても小さいのでヒメヨコバイ

コナラやクヌギの葉の汁を好む
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カネタタキ

2011-10-25 | 虫類


秋の初めからチンチンチンと鳴き声を聞かせてくれていたカネタタキ
やっと捕まえて初お目見え

鐘を叩くように鳴くのでカネタタキ

鳴くのはオスなのだが前翅がとても短く鱗のように見える
鳴くためだけについていて飛べない
メスに至っては翅は退化してしまってない

色々の植物の葉や小昆虫の死骸などを食べる

もうそろそろ鳴き終わりか今日は声がしない

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ヤマガラ

2011-10-24 | 野鳥


鈴なりのエゴの実をヤマガラが食べていた

果肉にはサポニンが含まれて毒であるが上手に取り除いて中の種子を食べている
もうじき果肉が乾いて茶色の種子がぶら下がるようになるともっと食べやすいのだろうが待ってはいられない感じだ

時折咥えてどこかへ飛んでゆく
ヤマガラは貯食性があり冬に備えて食べ物を地面などに埋めておく
大半は食べるのだろうが忘れた分が来年芽を出す

ヤマガラ相手のエゴノキの作戦
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アオバト

2011-10-23 | 野鳥


林の中でアオバト出会った 都心周辺では割合珍しい

体が緑色なのでアオバト 大きさは33cmでキジバトと同じくらい

留鳥としているが北日本のものは冬に暖地へ移動する
出会ったアオバトも何処かへ移動の途中なのかもしれない

海岸ではアオバトが群れで海水を飲みに来る
海水から塩分を補給していると言われている
関東では大磯の海岸が有名

あまり見られない鳥に出会てラッキーでした
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ミスジマイマイ

2011-10-22 | 虫類


デンデンムシ カタツムリ なじみの虫だ

ミスジマイマイは普通にどこでもいるカタツムリで漢字で書けば三条蝸牛か三筋蝸牛
殻に三本の筋があるのこの名前になった が変異が大きく筋が2本1本筋なしといる
写真の物は1本のもののようだ

多くは木の上に居て 気温が16度c湿度が70%以下では不活発になり休眠してしまう

面白いのは繁殖行動
雌雄同体で 他の個体と精筴を交換して産卵する これは驚き知らなんだ
産卵は4~10月頃 産卵数30~40個

マイマイ目オナジマイマイ科 日本固有種 本州の関東から中部に生息
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ナメクジ

2011-10-21 | 虫類


朝出がけに塀にナメクジがいた かなり太って大きい 垂直の塀に良く落ちもせず居るもんだ

元々は陸に居る巻貝の仲間だったのが殻が退化したのがナメクジ
海ではウミウシがやはり殻が退化した 殻が退化するのをナメクジ化という

植物を食べてしまったり 見て気持ち悪いので不快害虫と言われる

ご存じ 塩をかけると浸透圧で水分を取られて死んでしまう
またどういうわけかビールが好きで 飲み残しなどをコップに入れておくと集まって中で死んでしまう

三すくみでナメクジは蛇に勝ち 蛙に負ける 蛇に勝つところが面白い
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イシガメとクサガメ

2011-10-20 | 小動物 他


カメが日向ぼっこ のんびりしていて平和だ

手前2匹がイシガメ 奥がクサガメ

イシガメは正式にはニホンイシガメで日本固有種
仔ガメは背甲が明褐色で 昔はゼニガメの名で縁日などで売られていた
最近はクサガメの仔をゼニガメと言っている

クサガメは危険を感じると臭腺から臭い匂いを出すのでその名が付いた
日本国内の個体群は古い時代の移入の可能性がある

いずれも雑食性で 冬は水中の穴の中や陸の土中 石の下などで冬眠する
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ノコギリクワガタ

2011-10-19 | 虫類


クワガタムシは大型の虫で子供たちに人気がある
クヌギやコナラの木に蜜などを塗っておいて 早朝に行くと結構捕れる

大きなはさみは角ではなく大あごが発達したもので大腮(たいさい)と言う
この大腮の内側の歯がのこぎり状になっているのでノコギリクワガタ

ノコギリクワガタは栄養状態環境によって大きさが大幅に異なり小型と大型では大あごの形状も全く異なる
出会った個体は大きい方で6cm程はあった

野外では越冬することなしに交尾し産卵をすると死んでしまう
食べ物はクヌギ ナラ類 などの樹液 幼虫は腐植土や朽木を食べる

クワガタは日本には37種記録されている

子供の頃は樹木の無い場所で育ったせいでカブトムシやクワガタを捕ったことが無いのが少し残念
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ツツジグンバイ

2011-10-18 | 虫類


ベンチで休んでいるとゴミが飛んできて手に付いた
と思ったらツツジグンバイだった
飛んで手に付く秋の虫

カメムシ目グンバイムシ科 大きさは3mmほど
翅の模様が相撲の軍配に似ているのでグンバイムシ
ツツジやサツキの葉の裏から汁を吸う

もっと暑い時期には植込みのツツジの葉をひっくり返すと良く見つかる
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イトカメムシ

2011-10-17 | 虫類


体も脚も極めて細長いカメムシ イトカメムシと言う

キリ ゴマ クサイチゴ クズなどの植物に寄生し その汁を好む

大きさは7mmほどで 頼りない感じのカメムシだ

カメムシは半翅目に所属する昆虫で 世界に55000種と言われている
半翅目は 同翅亜目(セミ ウンカ ヨコバイ)と異翅亜目(カメムシ)に分かれ
異翅亜目は 水生カメムシ群(タガメ タイコウチ) 両生カメムシ群(アメンボ ミズカメムシ) 陸生カメムシ群(サシガメ ヘリカメムシ)の3群に分かれる

と言うことなのだが 最近の本を見るとカメムシ目(半翅目)と書いてあるものもあり研究者によって違いがあるのかも・・
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