トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

カラカサタケ

2012-09-30 | キノコ


台風がやって来た 愛知に上陸本州直撃横断の大型台風だ

山道の端に大きなキノコがノッコリと出ていた
傘は15cm程で背丈は20cm以上あった

カラカサタケ:様子が唐傘に似ている・・からだと思う 
夏から秋にかけて林地竹藪草地にでる
食用は可であるが生食は中毒する

似たようなキノコが有るので要注意 
食べて見ようかと思わせる姿の整ったキノコだ
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エビイロカメムシ

2012-09-29 | 虫類


やっと涼しくなったと思ったら今日は一転して暑い一日だった

あまり見かけないカメムシの幼虫が居た 4齢か5齢位の幼虫だ
エビイロカメムシ 成虫の色も幼虫の色に似て薄茶色 17mmほどの大きさで頭部が三角形をして先端が尖っている

ススキやサトウキビなどイネ科の植物に寄生する
稲に寄生すると実に斑点色が出てしまうやっかいもの



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シラヤマギク

2012-09-28 | 樹木 草花


山道を歩いていたら見事なシラヤマギクの群生が有ってしばし見とれる
山地の乾いた草地や道端に普通に見られる 都心でもあちこちで見られる

花は概ね2cm位で舌状花は白色 総苞片は3列に並んで長楕円形でふちは乾いた膜質
面白いのは所謂花びらがきちんと並んでいないで少しバラバラ ところどころに隙間がある

シラヤマギクの若苗はヨメナに対してムコナと呼ばれ食用になる

素晴らしいシラヤマギクでした
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ウドンゲ

2012-09-27 | 虫類


木の枝にクサカゲロウの卵塊がブラブラぶら下がっていたけう
ウドンゲとか優曇華(うどんげ)の華と言う

カゲロウと聞くと儚い命の虫・・朝に生まれ夕には死す・・と聞くがそれはカゲロウ目の虫のこと
こちらウドンゲの親はクサカゲロウでアミメカゲロウ目クサカゲロウ科で別物
幼虫からしてアブラムシ カイガラムシなどをバリバリ食べる 実際は体液を吸ってしまう

ウドンゲの話
ウドンゲと言うと3つある
1)実際の植物・・南アジア原産のクワ科イチジク属のフサナリイチジクやバショウの花
2)伝説上の花・・仏教の経典に3000年に一度花が咲きその時に金輪王が現世に出現する 「金光明経」に・稀有稀有 仏出於世 如優曇華時一現有・とあるそうだ
3)昆虫の卵塊・・クサカゲロウの卵塊

優曇華と言うと「めったにありえないこと」の例えに使われたり これに吉凶を見たりする

クサカゲロウ
  
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テントウムシ幼虫

2012-09-26 | 虫類


レストランで食事時にノコノコと虫が歩いていた
テントウムシの幼虫だ

テントウムシの模様は不思議だ
ナミテントウと呼ばれている一種類のテントウムシに 大まかに4種類の斑紋がある
黒地に赤い斑紋が二つのもの四つのもの
沢山の斑紋があるタイプ
赤地に黒い斑紋が沢山あるタイプ

斑紋の大小や形にもバリエーションがあり これらの模様はメンデルの法則で遺伝する

テントウムシを掴むと天敵から身を守る嫌な匂いのする黄色い液を出す
嫌な目にあった天敵は2度と襲わない
それを分かって貰うために派手な色模様をしているらしい
それにしても多彩な色模様だ

お出ましなった幼虫は脇の植木鉢に退散してもらった
自然観察など趣味にしていなければ何の虫か分からずに叩き潰していただろうに・・
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ホタルガ

2012-09-25 | 虫類


朝 雨戸をあけたら涼しいのを通り越して冬を思わせる冷たい風が体を包んだ

都心の公園でなかなかお洒落な色彩のホタルガが居た
赤い頭部に黒い体をしている様子からホタルの名前がある

チョウ目マダラガ科の蛾で成虫は5~6月と9月に見られ 一般に中型で(5cm位)主に昼に活動する

幼虫は概ねが太く サカキ ヒサカキを食べ繭を作って蛹になり幼虫で越冬する
幼虫は灰色 黄色 黒色のコントラストが鮮やかでずんぐりした体形に凹凸のある印象的なマダラガ
刺激すると分泌液をだし触ると発赤することが有るので要注意

なかなか見られないが見ると嬉しくなる蛾だ
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クジャクチョウ

2012-09-24 | 虫類


孔雀を思わせる目玉模様 でクジャクチョウ
全体が暗い橙赤色で前翅に隠れて見えないが 後翅に青色鱗をもつ大きな黒色円形斑があり素敵なチョウだ
止まっている花はマツムシソウ

タテハチョウ科の仲間で6~10月に出現する
山あいから山地の草原で見られる
幼虫はイラクサ科のホソバイラクサ クワ科のカラハナソウ等を食べ 成虫で越冬する
飛翔は敏速でせわしなく飛ぶ 後を追うのは大変苦労した

素敵なチョウに出会えてラッキーラッキー
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カリガネソウ

2012-09-23 | 樹木 草花


昨日から今日にかけて秋の気圧配置で雨も降り空気もすっかり涼しくなった

カリガネソウが公園で花を開いていた
姿かたちが美しく特異で大好きな花の一つ

名前は花の様子を飛ぶ雁(かりがね)に見立てたもの
クマツヅラ科の山地や原野の林縁に生える多年草 高さは1m程になる
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キボシカミキリ

2012-09-22 | 虫類


都心の公園でキボシカミキリが居た
都心でもこんな昆虫が居るのだ 

カミキリムシ(黄星髪切、黄星天牛)は一体に触角が長いのだが これは体の2倍以上ある
体にある黄色の斑紋が名前の由来
大きさは20~30mmほど

クワ科(クワやイチジクなど)の生木の樹皮や葉が食樹なため最近の造園ブームで分布を広げている
幼虫も成虫と同様にクワ科の生木を食べる

生きた健康な木は傷をつけられると樹液を流して傷口をふさごうとする
そのため木に産卵しても卵や幼虫が樹液にのまれて死んでしまう
そこで弱って抵抗力が低くなった木や枝に集中的に産卵したりする
弱った木は特有の匂いを発するそうだ
弱った木に産み付けられた卵の孵化率は 健康な木に植えつけられたそれの何倍にもなると言う

都心の公園もなかなか捨てたもんではない
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ゴマダラカミキリ

2012-09-21 | 虫類


山の峠で大物に出会った
ゴマダラカミキリだ

光沢のある黒地にゴマのような白の斑紋が入っているのでゴマダラカミキリ
大きさは30mmほど カミキリムシの仲間は触角が長くて素晴らしい
ミカン類 ヤナギ クワ イチジク モモなどの葉や樹皮を好む
庭木や街路樹に良くある樹木なので都心でも見られるはずだがあまり見かけない・・もっともカミキリムシ自体少ないのかもしれない

幼虫はイモムシ型で親が食樹としている木に住みその材の中をを食べ進む
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ハチクマ

2012-09-20 | 野鳥


シギやチドリの渡りがそろそろ終わるこの時期 9月中旬から1か月ほどの間 鷹の渡りの季節になる
サシバやハチクマが集団で渡ってゆく姿は中々見ごたえがある

晴れて上昇気流がある時に その気流に乗って100羽200羽の沢山の鷹たちがグルグル回りながら高度を上げて 一気に西~南の方向に流れるように飛んでゆく
沢山の鷹がグルグル回りながら高度を上げる姿を「鷹柱」と言う

ハチクマ:ハチ類を好んで食べるクマタカ類の意味でハチクマ
昆虫類カエルやヘビなどの両生類爬虫類を食べ 7月頃になるとクロスズメバチが多くなる
そのために頭部は硬い羽毛に覆われている
大きさは55cm

鷹ひとつ見つけてうれし伊良湖岬(芭蕉)
伊良湖岬や白樺峠は鷹の渡りの探鳥地
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アカボシゴマダラ

2012-09-19 | 虫類


ここのところアカボシゴマダラに良く出会う
ユラユラと割合優雅に飛ぶし 後翅に赤色の環状紋が特徴的で見分けがし易いチョウだ



幼虫はニレ科のクワノハエノキの葉を食べる
4齢か5齢(5回脱皮)で越冬する
親に似ず角などもあっていかつい姿の幼虫だ
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キクラゲ

2012-09-18 | キノコ


キクラゲ(木耳)はもちろん食べられる
似たようなアラゲキクラゲと言うキノコもあるがこれも食べられるので間違えても害はない
耳のような形なので木耳・・多分

キクラゲ科のキノコで円盤状 耳状 チャワンダケ状など形に変化が多い

キノコの美味しい季節になってきた 楽しみだ
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カイガラタケとウチワタケ

2012-09-17 | キノコ


キノコは似たような感じのものが多くて間違えて食べ中毒するなどの話がよくある
カイガラタケだと思うがどうだろう



これはウチワタケらしい 小さい柄がある

どちらも食用にはせず どちらもサルノコシカケ科のキノコで白色腐朽菌
多糖やリグニンを分解する菌で材木が白っぽく変色する

菌は木材を食べる 食べられたボロボロになった木材を腐ったと言うが 菌が食べなければ木材は腐らない
1000年以上も持っている建物があるが菌にやられなければ持つものだ



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ドクツルタケ

2012-09-16 | キノコ


公園で美味しそうなキノコが有った
見た目とは違い名前の通り毒キノコ

夏から秋にかけて発生する中~大型のキノコ
傘は平滑で白色 土に隠れたり位置が悪くて見えないが膜質永存性の「つば」(ひだを保護するために柄の上部から傘の縁にかけてつながった膜状の組織)と袋状の「つぼ」(幼菌を保護する組織が破れ柄の基部に袋状や破裂状などの形で残存したもの)がある

欧米では「死の天使」と異名を持つ猛毒の恐ろしいキノコ

平和で安全な公園でもこんな毒キノコが生える 油断は出来ない

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