トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

キツネノロウソク

2016-07-31 | キノコ


傘を持たない変わった形のキノコ
キツネノロウソク キツネノエフデ キツネノタイマツと似た様なキノコがある
キツネノロウソクはキツネノエフデと比べて頭部と柄の境がはっきりしている
キツネノタイマツは申し訳程度の小さな笠が有る

梅雨時から秋にかけて竹林や庭園 林内の地上に発生する
頭部には暗緑色のクレバ(胞子及び胞子を作る組織)が付く
少し悪臭がする 胞子を運ぶ虫集めかもしれない
食毒不明
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モクゲンジ

2016-07-30 | 樹木 草花


1か月前には小さな花が多数咲いていたが 早すっかり実になっていた
変わった名だが ムクロジの中国名「木患子」を誤ってこの木に当てはめて日本語読みしたと言われる

ムクロジ科の落葉高木 10mほどになる
本州の日本海側や宮城県 長野県に分布している
花は6~8月に咲く
枝先に20㎝を超える大型の円錐花序だし 1㎝程の黄金色の小さな花を多数つける

果実は蒴果で4㎝程
三角状の卵形で風船のように膨れていて10月頃に熟すと褐色になる
中に7㎜程の種子が有り熟すと黒色になる
とても硬い種子で数珠に使われる
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ヒメヒオウギズイセン

2016-07-29 | 樹木 草花


花の少ないこの時期に朱赤色の色が鮮やかな花が草地一杯に咲いていた
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)だ

ヨーロッパ(フランス)でヒオウギズイセン(檜扇水仙)とヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)から作られた園芸種
日本には明治の頃に観賞用に入ってきた
地下茎を伸ばしその先に球根を作り増える
スイセンの名があるがヒガンバナ科の水仙とは別種でこちらはアヤメ科の花
花期は6~8月
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キンムネオナガテリムク

2016-07-28 | 野鳥


篭脱けしたと思われるキンムクオナガテリムクが都内の公園にでた
(写真は飼育下のもの)
胸は黄色で頭部から背にかけて光沢のある藍色が綺麗だ
動物園や鳥園で飼われていてペットショップでも売られているということだ

アフリカ北東部に分布していてサバンナやなどに生息している
主に昆虫類を食べるが飼育下では果物も食べるそうだ
大きさは35㎝
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ホオアカ

2016-07-27 | 野鳥


高い樹には止まらない鳥だが珍しく結構高い樹で囀っていた

留鳥(漂鳥)
頬が赤褐色なのでホオアカ(頬赤)
平地から山地の草原 川原 農耕地などに居る
冬には暖地に移動して 水田の畔や河原の草地で見られる
ホオジロの仲間では最も背丈の低い草原を好む
繁殖期には昆虫類クモ類を主に捕食し雛に与え 非繁殖期には草の種子などを食べる
雌雄はほぼ同色 大きさ16㎝
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オシドリ

2016-07-26 | 野鳥


オシドリが雛の子育て中
カモ類の多くは北へ渡り子育てをするが 日本で子育てをする数少ないカモ
繁殖地は 北海道 本州 九州 沖縄
「をし(愛)」が語源で「いとをし」の意味

留鳥又は冬鳥 東北以北ではほぼ夏鳥で 冬には暖地に移動する
日中は樹木が水面に覆いかぶさっている木陰や水辺の樹上で休息していることが多く 夕方に採食場へ行きカシやナラなどの実を食べる
繁殖地ではペアーで行動するが 繁殖後には卵や雛の世話はメスがする
次の年には別の新しい番(つがい)が形成される
繁殖期には綺麗なオスの色模様は 繁殖後はエクリプスと呼ばれる羽色になりほぼメスと同じ地味な色模様になる
大きさ45㎝
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ブドウスカシクロバ

2016-07-25 | 虫類


もう1か月前になるがブドウスカシクロバが番っていた
今頃は幼虫がいるだろうと思って出かけたが見当たらず残念

マダラガ科の蛾で全身黒く 触角や腹部に青い光沢がある 3㎝程の大きさで分布は全国
成虫は5~6月に出現し 卵は初夏から夏にブドウの葉を食べて育ち生長すると落葉中に繭を作って越冬する
幼虫のイモムシはブドウ ノブドウ ヤマブドウなどブドウ科の葉を食べるのでブドウ園の害虫として知られる
色は淡黄色で毒刺毛が生え要注意
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コメツキムシ

2016-07-24 | 虫類


子供の頃この虫を見つけるとひっくり返して遊んだものだった
ひっくり返すと前胸と翅鞘の肩で机の面を叩いて跳ね上がり元に戻る

コメツキ類は種類が多く約800種
幼虫の期間が長いものが多い ふつう3~6年と言われる

出会ったのはクロツヤクシコメツキのようだ
オスの触角が櫛状になっているのが名前の由来
黒色でうっすらと黄色の微毛がある

ウジ虫型の幼虫で越冬し4~8月に成虫が出現する
成虫は昆虫などの小動物を食べる
大きさは15㎜
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キクビアオハムシ

2016-07-23 | 虫類


山道で手すりの上に小さいが金属光沢の綺麗な虫が歩いていた
大きさは6㎜程で サルナシ ヤマブドウ ブナなどの葉で良く見られるキクビアオハムシだ

成虫で越冬し山地では6~7月に出現する
サルナシなどの葉を食べる
幼虫はイモムシ型で植物の根や葉などを食べて育ち大きくなると地中に潜って蛹化する
刺激を受けると体側から防御物質を分泌する

北海道から九州まで分布している
ハムシ(葉虫)の仲間は日本では約660種と言われる
多くは1㎝以下の小型種で名前の通り葉を食べて生活している
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ヤコウタケ

2016-07-22 | キノコ


今日は24節気の大暑 暑さが厳しくなる頃 とは言え今日は肌寒いくらいの涼しい一日だった
大暑の数日前(19日)から夏の土用が始まり 夏バテ防止にウナギを食べる習慣がある
ただウナギは今や絶滅危惧種 とても食べられない

痩せ痩せに物申す 夏痩せに良きというものぞ ウナギ取り召せ

光るキノコであるヤコウダケは八丈島や小笠原諸島で知られている
梅雨の時期に ヤシの1種シンノウヤシの樹上で発生する 小笠原諸島では竹林に出てグリーンペペと呼ばれている
暗闇の中で蛍光を帯びた薄緑色の妖しい光を放す
明るい所では傘は淡ねずみ色 ヒダはやや疎で白色 柄は表面が微粉状で白色で 全体には白っぽいキノコ

観賞用 インテリア 装飾用に素敵と思うが 残念ながら試験的には出来ても人工栽培が難しく思いのままには出来ていない
何のために光るのか?
光に誘われて来た虫に胞子を運ばせる
キノコを食べる夜行性の動物が気味悪がって近づかないようにする
など言われているが 自然の中での本当の意味は不明だろう
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オニタケ

2016-07-21 | キノコ


雨の中オニタケが顔を出していた
傘の上に濃褐色の小さな棘状の鱗片に覆われて特徴的
この鱗片は取れると亀甲型の跡が残る

初夏から秋にヒマラヤスギやサクラの樹下などで積もった落ち葉から発生する
柄は中空で 上部は白色つばより下は帯褐色

食べると消化器系の中毒を起こす
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ガビチョウ

2016-07-20 | 野鳥


渓流で水浴びしてさっぱり顔のガビチョウと会った
篭脱けで日本に定着した鳥
丘陵 平野の低木林や竹林に居て 藪の中を好む

大きさは23㎝程で 目の周りとその後ろに眉状に伸びた白い斑が有り特徴的
地上採食性で走り回って昆虫類や木の実などを食べる
鳴き声が素晴らしくクロツグミに似た大きな声で囀る ウグイスやオオルリその他いろいろの鳴き声をまねて鳴く 
名前は中国名「画眉」からそのまま付けられた

江戸時代から観賞用に入ってきたが 特に1970年代に飼い鳥ブームに乗り大量に持って来られたものが 色は地味 声は大きすぎて騒音 すり餌が必要で手間がかかる等で人気が無くなったので 放鳥されたと言われている

今では外来生物法で「特定外来生物」に指定されている
同じ地上採食性のツグミ シロハラ アカハラなどに駆逐することが懸念されているが 今の所生態系に影響を与えた様子はない
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コジュリン

2016-07-19 | 野鳥


川辺の枯れ草に居たコジュリン
日本版レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類の鳥

夏鳥で中部以北の本州で局地的に繁殖していて少数が越冬する
平地から山地の草原 アシ原 川原などにいる
アシ原より枯れた草地を好み主に草の種子などを食べる

オスは夏になると頭が黒くなり 目の後ろに白色部のある個体とない個体がいる
鳴き声はホオジロに似ているが のんびり繰り返し鳴く
メスは頭側線と耳羽が黒褐色で眉斑と頬線は汚白色
大きさ15㎝


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コケモモ

2016-07-18 | 樹木 草花


コケモモはツツジ科で北海道から九州まで分布している
亜高山帯~高山帯の ハイマツ林 林縁 草地 岩場に生える常緑矮性の低木
高さはせいぜい20㎝
地下茎を横に這わせそこから茎を直立させる

花は7月~9月頃に前年枝の先端の葉腋に咲かせる
ややピンクの釣鐘型の花 5㎜程の大きさで下向きに咲く
実は9~10月に熟し6㎜ほどの球形でルビーのように赤くなる

果実は洗ってそのまま生で食べられる
煮てジャムにしたり 焼酎に漬けて果実酒も良い
焼酎に漬けたコケモモ酒は強壮 不眠 疲労回復に効果がある
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アオノクマタケラン

2016-07-17 | 樹木 草花


ハナミョウガそっくに見えたのだが 同じ仲間のショウガ科ハナミョウガ属のアオノクマタケランだった
本州の伊豆諸島 紀伊半島と四国から沖縄に分布する

海に近い林内に生える1mほどの常緑の多年草
花期は6~8月
偽茎の先に円錐状の花序を出し 短い側枝の先に花を付ける
(偽茎は地下茎から出た葉鞘が重なってあたかも茎のように見えるもの)
花は紅色のぼかしが有る唇弁が目立ち ツルの首のように湾曲しているのが雄しべ
雌しべはまだ見えていないが 葯室の間から柱頭が出て来る
果実は1㎝程の球果で赤く熟す
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