トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イヌザクラの実

2017-08-31 | 樹木 草花


春に花を楽しんだイヌザクラに実が生った
果実は核果で7~9月に黄赤色から黒紫色に熟す

一番熟したと思われる黒いやつを食べてみたが苦くて酷い味だった
サクラ類の実は主に小鳥が食べて種子を散布する
サクランボの実桜は別として 一帯にサクラ類の実は渋いものが多い
最も地味な花の色に比べてこんなに色が鮮やかだったら鳥も食べてしまうだろう

イヌザクラの花(5月のもの)
花は4~5月に咲き 前年枝の節から長さ5~10cmの総状花序を出し 白い花を多数つける

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キビタキ

2017-08-30 | 野鳥


ツバメを始めとする夏鳥もそろそろ渡りの準備だろうか

キビタキは夏鳥で4月の終わりころ渡来して 10月には南へ渡って行く
秋の渡りの始まるこの時期には 日本で生まれた若鳥が居て 若鳥はメスと同じようなオリーブ褐色なので こんな色のキビタキを見かけることが多く 黄色いオトナのオスを見ると感動がよみがえる

山地の広葉樹林に居て渡りの時期には市街地でも見られる
林内の木の中ほどの枝に垂直に止まり 時には飛び立って葉や枝に居る昆虫類クモ類などを採食する
オスは上面が黒色 眉斑や胸が鮮黄色で鮮やか
メスは全体にオリーブ褐色で喉から腹にかけて淡色
大きさ14cm
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チュウシャクシギ

2017-08-29 | 野鳥


8月も20日を過ぎれば土用波が立って涼しくなると思っていたが 暑い暑い日が続いている
こんな暑さの中水辺で瞑想?しているチュウシャクシギ(中杓鷸)
嘴が下向きに湾曲しているシャクシギ類
「しゃく」は柄杓(ひしゃく)の事で 大中小の3種いる

旅鳥 秋の渡りは8月~10月頃
干潟や河川 河口 農耕地にいる
数十羽以上の群れで居ることが多く 沖合を千羽以上の群れで飛ぶ事もあると言うがそんなに大きい群れを見た事がない
海水域では主にカニを取り 淡水域ではカエルなど 畑ではバッタなどの昆虫類を捕る

大きな声でピピピピピピピと7回笛を吹くように鳴く
イギリスではseven whistlerのあだ名で親しまれている
雌雄同色 大きさは42cmと大きい
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コアオアシシギ

2017-08-28 | 野鳥


旅鳥で8月から10月いっぱい頃まで見られる
水田 湿地 池 干潟などに 一羽か数羽の小群れで居る
それほど数の多い鳥ではない

浅い水のある砂泥地を歩き回り 昆虫類の幼虫 甲殻類 などを食べる
雌雄同色 嘴が黒く真っすぐで長い
体の割の足が長く 腹が水に付くくらいの所でも採食する 
大きさ24cm
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スズメの砂浴び

2017-08-27 | 野鳥


今年生まれのスズメだろうか まだ嘴の基部が黄色いスズメが数羽群れて砂浴びをしていた
鳥たちはの多くは水浴びをするが スズメは珍しいことに水浴びと砂浴びの両方を行う

飛べると言うことは鳥にとっての生命線で 常に羽の手入れは欠かさない
埃を取りダニなどの外部寄生虫を取るため 水浴びや砂浴びは欠かせない
その後の羽づくろいでは 尾の付け根の背面にある脂腺(皮脂腺)から出る油脂をまんべんなく塗りつけ 雨やほこりなどの汚れを防ぎ 羽毛の間に空気を貯め寒さから身を守ることが出来る

水浴び 砂浴びの他にはカラス カケス ヤマガラで観察されている「蟻浴(ぎよく)」アリを羽の間に入れる・・一説には寄生虫を駆除するためにアリの出す蟻酸を利用していると言われる
またカラスは煙突から出る煙を浴びる「煙浴」もすると言う
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ヤモリ

2017-08-26 | 小動物 他


今朝雨戸を開けたらヤモリが飛び込んできた
額縁の裏側に隠れた所をパチリ

正式にはニホンヤモリと言う
有鱗目トカゲ亜目ヤモリ科で種類は多い
体は平たく胴と尻尾で15cm程あった

人家周辺を好む生き物で 隠れる場所が多い古い家屋に多いと言うが 近代的な建物にも見つかる
我が家では古い家の時から数十年にわたり時折出てくる

夜行性の傾向が強いが 飛翔性や壁を登る小昆虫 徘徊性のクモ類を食べる
板壁や戸袋 屋根裏などの隙間に産卵する
卵は白色で楕円形 卵殻は硬く14x9mmの大きさで表面に粘着物質があり周囲に接着する
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セアカツノカメムシ

2017-08-25 | 虫類


ツノカメムシの仲間は30種ほどいる
前胸背の両側が鋭く突出しているものや オスの腹端に突起のあるものなどがある

セアカツノカメムシは 色は青色を帯びた緑色の綺麗なカメムシ
小楯板の基部から中央にかけて広く赤褐色が見られる

成虫で越冬し春先から10月まで見れる
ミズキ ヒノキ スギ アセビなど多くの植物に寄生し汁を吸う
オスの腹端の突起(生殖節)は短く赤色でハの字状に張り出し 先端に向かって棘状にとなり短い
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クロバネツリアブ

2017-08-24 | 虫類


空中に静止する様子が吊り下げられたように見えるのでツリアブの名がある
クロバネツリアブは黒い翅と黒色の体に白いバンド模様が特徴的なツリアブの仲間
2㎝近くもあって日本産のツリアブ科では最大種

ツリアブ類は「尾端接触」と言ってお尻を砂地につけ 前方ににじり歩きをする
尾端から砂を取り込んで砂粒でコーティングしてから卵をばらまくことをする
出会ったこのアブはお尻を砂につけていたので もしかしてこの行為中だったのかもしれない

幼虫はカリバチやハナバチの前蛹に寄生する
成虫はヤブガラシなどの蜜を食べ 7~9月に見られる
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ツルタケ

2017-08-23 | キノコ


今日は24節気の処暑 そろそろ暑さが収まる季節 なのだがここのところの涼しさが一転 35度前後と暑さぶり返しで熱い

動物の名前のキノコ ツルタケ(鶴茸) 柄が白くスラリと長いのをツルの首に見立てた
因みにキノコを意味するタケ(茸)は 「猛々しい」「長ける(たける)」を意味し 成長の早いタケ(竹)も語源は同じ

夏から秋にかけて林内や樹木を植えた庭園内の地上に出る
中型のキノコで傘は7㎝程 色は灰褐色で条線がある
柄は白く中心性で下方に太まり 基部には白い膜状のツボがある

食べられるが生食すると毒
外生菌根菌
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キツネタケ

2017-08-22 | キノコ


動物の名前のキノコ キツネタケ もしかしてタヌキタケと言うのもあるかと思ったが細やかな図鑑には載ってなかった
キツネタケはヒダのある軟質のキノコ(ヒラタケ目)では最も普通のキノコ

夏から秋にかけてマツ シラカシ コナラなどの樹下に出る
小型で傘の大きさは2㎝程だった
小さいので利用されてはいないが食べれば食べられる おびただしく群生することがあるので利用価値はある
色はピンク~淡橙褐色で乾くと淡黄土褐色 肉は淡色でもろい

ヒダは厚く疎で色は傘より淡色
柄は中心性で上下同径 色は傘と同様
外生菌根菌
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イタチタケ

2017-08-21 | キノコ


動物の名前が付いたキノコが結構ある
カラス ツル ムササビ ムジナ キツネそしてイタチタケ
イタチタケは傘の色がイタチの毛皮の色に似ているから付けられた名前

夏から秋にかけて 山林から庭園まで広葉樹の切り株や枯れ木の根元 花壇などの腐食の多い地に発生する
傘は小型~中型で 色は黄褐色から褐色 乾燥すると白っぽくなり 成熟すると縁から裂けることもある
肉は淡黄褐色で薄くて脆い
柄は中心性で下方にやや太まり中空

食べられる 水から煮だすと良いだしが出る
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オオバギボウシの花

2017-08-20 | 樹木 草花


ギボウシの名前は 若い蕾が橋の欄干につける擬宝珠(ぎぼし)に似ていることから付けられた

ユリ科ギボウシ属の山野の草地や林内に生える多年草
ギボウシ属は東アジアの特産属で約40種ある

根茎は太く短く横に這う
葉は大きく長い柄がある
花茎は1mにもなり白色~淡紫色の花を横向きに多数つける
花は7~8月に咲き 5㎝程の筒状鐘形 基部には緑白色の苞がある

葉の汁を服用すると腫れ物や吹き出物に効果がある
若菜は葉が巻いていてウルイと呼ばれ美味しい山菜
若菜 若芽はさっとゆでて汁の実 和え物 煮物 二杯酢など
葉は柔らかいので開いてからも食べられる
花はテンプラや甘酢漬けが美味しい
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ニンジンボクの花

2017-08-19 | 樹木 草花


葉の形がウコギ科のチョウセンニンジン似ているのでニンジンボクと呼ばれる

クマツヅラ科の中国原産の落葉低木 3m程になる
江戸の享保年間に薬用の目的で中国から渡来した

葉は掌状複葉で小葉は3~5個
7~8月に枝先や上部の葉腋から円錐形の花序を出し1cmに満たない小さな淡紫色の花を多数つける
花冠は唇形で上唇は2裂 下唇は3裂し中央の裂片が特に大きい
果実は蒴果 倒卵形で小さくて黒く熟す

8~9月に黒く熟した果実を取り陰干しにする これが生薬名牡荊子(ぼけいし)
牡荊子を煎じて飲めば風邪や暑気あたりによる吐き気に効く
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キヌタソウ

2017-08-18 | 樹木 草花


ここのところ涼しい日が続いたせいか 小さな花に秋を感じた
キヌタソウの名前は 果実の形を布を叩いて柔らかくする砧に見立てたもの

アカネ科ヤエムグラ属の山地の林縁に生える多年草
茎は4角形で直立し50cm程になる
葉は4個輪生し柄は無く 披針形で先は尾状に細く尖り3個の脈が目立つ

茎の上部に円錐状の集散花序を作り まばらに多数の白い花を付ける
花は2㎜ほどで先は4裂する 花の時期は7~9月
果実は球形
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キツネノカミソリとオオキツネノカミソリ

2017-08-17 | 樹木 草花


名前は葉の形をキツネノ使うカミソリに見立てたもの

ヒガンバナ科の山野に生える多年草
早春に広卵形の鱗茎からスイセンに似た葉が伸びだす
この葉は夏になると枯れ その後に花茎が伸びて40㎝程の高さになる
花茎の先に散形状に黄赤色の花を付ける
花被片は斜めに開いて 雄しべ雌しべは花被片とほぼ同じ長さ
オオキツネノカミソリ(右の写真)は雄しべ雌しべが花から大きく付き出す

ヒガンバナやナツズイセンは普通結実しないが キツネノカミソリはよく結実する
果実は蒴果で1.5cmの扁球形 中に平たい種子が入っている
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