アマチャヅルの実が有った
実の下側に筋が見えるが、これは萼や花冠の跡が環状に残ったもの
7mmほどの球形で、熟すと黒緑色になる
名前は、生の葉を噛むとかすかに甘いので、4月8日の灌仏会の時のアマチャになぞらえたもの
ウリ科の山野や藪に多いつる性の多年草
茎は長く伸び、巻きひげにより他物に巻き付く
葉は鳥足状複葉で、普通5小葉だが、3または7小葉の事もある
小葉は鋸歯のある披針形~楕円形
花は8~9月、葉腋に約5mmの黄緑色の花を総状につける
雌雄異株で、花冠は5裂する
アマチャヅルの茎葉には 朝鮮人参と同じ成分が含まれており、アマチャヅル茶がブームになったこともあった