コガネムシの仲間(コガネムシ科)のコアオハナムグリがヤブガラシに居た
コガネムシの仲間は食植性で 多くは夜行性だがハナムグリ類は昼間活発に活動する
平地から丘陵に居て 4~10月にかけて花に集まる普通種
花にやって来て花粉を食べる
ハナムグリは花粉を食べるように口の構造が特殊化したグループ
蝶やハチと比べて飛ぶのが下手で口は短い
そのため深い花や構造が複雑な花 下向きにぶら下がった花は花粉を食べることが出来ない
上向きの花や小さな花が固まっている花 キク科の花やアジサイの仲間 シシウドのようなセリ科の花によくやって来る
一か所の花に長く留まり ハチのように効率よく花粉は運べないがそれでも花粉は運び役目を果たしている
大きさは13㎜程 背面全体に毛が生えている
幼虫はイモムシ型で朽ち木や腐った落ち葉の下で それらの腐植物を食べ 越冬する