トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ホウチャクソウ

2017-04-30 | 樹木 草花


釣鐘型の面白い形のユリ科のホウチャクソウ
花を寺院や五重塔の軒先に下げる宝鐸(ほうちゃく)に見立てた名前

丘陵の林内に生える多年草
枝先に淡緑白色の花を1~2個垂れ下がって付ける
花被片は2~3cmで筒状に集まり 基部は膨れ 先は緑色になる
花期は4~5月で日本全土に分布している
果実は1cmほどの球形で黒く熟す
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タブノキの花

2017-04-29 | 樹木 草花


大きなタブノキに可愛い小さな花が咲いていた

タブノキはクスノキ科の常緑高木で20mにもなる
沖縄から青森まで分布していて 常緑広葉樹としては最も北まで分布するものの一つ
沿岸に多い樹だが関東では内陸部でも自生していて巨木も多い
埼玉県の天然記念物「桂木のタブノキ林」 幹回り9mのタブノキ日本1の神奈川県清川村の「煤ケ谷のしばの大木」
千葉県「府馬の大クス」 茨城県「波崎の大タブ」 東京都「古里附のイヌグス」 埼玉県「滝の入りのタブノキ」など

クスノキ科ではあるがクスノキのような芳香は無い
花は4~5月 芽は混芽で枝先から伸びた新葉と一緒に黄緑色の小さな花を付ける
花被は6裂し花被片は6㎜程の大きさで内側の3個がやや大きい
オシベ9個と仮オシベ3個があり もっとも内側のオシベの基部の内側に柄のある黄色い腺体がある
メシベは1個で柱頭は肥大している
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ヤツデキジラミ

2017-04-28 | 虫類


ヤツデの葉裏にヤツデキジラミがいた
右の2枚は別の場所で撮った幼虫の写真

成虫で越冬するが幼虫で越冬することもある
ヤツデに寄生して汁を吸う
オスは暗褐色でメスは黄褐色というから写真はメス
大きさは3mm程でとても小さい虫だ 出現期は5~10月

キジラミの仲間は日本には150種以上もいて 多くは木に付き形や動きがシラミに似ているのでこの名がある
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クロバイの花

2017-04-27 | 樹木 草花


クロバイ(黒灰)の小さな花が満開

ハイノキ科の照葉樹林にに生える常緑小高木 10m程になる
4~5月に前年枝の葉腋に5cmほどの総状花序を出し 白い小さな花を多数つける
最盛期には樹冠が真っ白に見えるほど花を付け見事だ
花は8mm位で2mm短い柄がある
香りがとても良い花だ

果実は核果で7mmの卵状長楕円形 秋から冬にかけて紫黒色に熟す
木灰を媒染剤に用いた 
分布は本州関東南部以西で西日本に多い
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トラフシジミ

2017-04-26 | 虫類


トラフシジミは小型のシジミチョウの仲間
裏翅の後翅の後ろに側に橙色の斑が広がりその内部に2列の黒点列がある
割合見分け易い色模様

森林 林縁 草原 公園などにいる
山地では安定して生息しているが 開発が進む平野部や低地では減少している
飛翔は敏活でヒメジョオンなど各種の花を訪れる
食草はフジ クズ(マメ科)ウツギ ノイバラ ミズキなど
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サクラ色々

2017-04-25 | 樹木 草花


桜もそろそろ終盤で遅咲きの種類が真っ盛り
ブログ花見をご覧ください
左から東錦 嵐山 思川 白雪 楊貴妃 普賢像

一般に八重の桜は咲き始めが遅く開花期間が長いので 終盤は八重咲きが中心になる
八重は何らかの原因で 一重の桜の雄しべなどが花弁に変化して出来 多いものは300枚以上の花弁を持つものもある
また不完全に花弁化して 雄しべの先がちょこっと花弁化して旗のように見えるものを「旗弁」と呼んでいる
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天の川(サクラ)

2017-04-24 | 樹木 草花


枝が真っすぐに上に伸び箒のような樹形となる桜
名前はこの形を天の川に見立てたもの
樹形のみならず花も長い花柄を真っすぐに立てて上向きに咲く

一般に桜は香りの無いものが多いが オオシマザクラ系の花は咲いた直後にクマリンと言う匂い成分を持ち香るものがある
この天の川も香りが楽しめる
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ウコンとギョイコウ

2017-04-23 | 樹木 草花
 

サトザクラの栽培品種として変わった色のサクラが江戸時代から追及されてきたが 珍しい淡い黄色や緑のものがある
珍し色で人気がありあちこちで見られるようになった

ウコン:淡黄緑色の花でショウガ科のウコンを使って染めた色に似ていることから名付けられた
10~15弁の花で咲き進むと紅色を帯びる

いやはてにウコンザクラかなしみの ちりそめぬれば5月はきたる(北原白秋)

ギョイコウ:花色を貴人が着る衣服の色に見立てたもの
花弁は10~15個でより緑色が強く濃い色の筋が入るが個体差がある
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シロヤマブキの花

2017-04-22 | 樹木 草花


白いヤマブキが咲いた

花弁は4個で白色 葉は対生するなど 花弁が5個で黄色の花 葉は互生するヤマブキとは別種でヤマブキの白花種ではない
ヤマブキの品種で花色がやや黄色味を帯びたシロバナヤマブキがある
ヤマブキ(山吹)の名は 昔は「山振」と言う字があてられしなやかな枝が風に揺れる様子から付けられたと言われる

バラ科シロヤマブキ属の落葉低木でシロヤマブキ属はシロヤマブキ1種からなる
株立ちで2m以下の大きさで葉は対生する 

花は4~5月に咲く 新しく出た側枝の先に3cmほどの4弁花の白い花を1個付ける
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コブハクチョウの抱卵

2017-04-21 | 野鳥


ヨシ原にコブハクチョウが抱卵の真っ最中だった

額前にコブのある大型の白鳥
飼育されたものやその子孫が野生化して留鳥として生息している
野生のものが日本に渡来しているかどうかは不明

湖沼 池 河川などで見かける
水草やその根 陸地の草などを食べる
雌雄同色 大きさ152cmでほぼオオハクチョウと同じ大きさ
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フデリンドウ

2017-04-20 | 樹木 草花


今日は24節気の穀雨 穀物を潤す春の雨が降る頃

野原に可愛いフデリンドウ
茎の先に立つ花の様子を筆に見立てたもの

リンドウ科の山野の日当たりの良い所に生える小さな2年草
茎は10cmほどの高さで先に青紫色の花が数個集まって付く
花冠は長さ2cmほどの鐘形
リンドウ科の花は雄しべ先熟で 咲き始めは雄性期で雌しべの柱頭は閉じている
花期は3~5月
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ナミホシヒラタアブ

2017-04-19 | 虫類


4月なのに今日で4日続きの夏日 で虫もブンブン ヒラヒラ

ナミホシヒラタアブは飛び方と体の色からハチに間違えられるハナアブの仲間
ハナアブの仲間は花の蜜を吸ったり花粉を食べるものが多く刺すものはまずいない
と言うことなので最近やっと手で捕まえられるようになった
翅の動きが激しく手にビリビリと振動が伝わる

大きさは1cmほどで3月から8月頃まで出現する
花に近づくと飛ぶ時はしまってあった唇弁を伸ばし舐めるようにして蜜を食べる
花粉の運び手としても重要でハナアブ達に依存した花を咲かせる植物もある
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トラフコメツキ

2017-04-18 | 虫類


コメツキムシの名は誰も聞いた事が有ると思う
裏返しに置くとピチッと跳ねて飛び上がる
植物の上に居る甲虫の仲間には危険を感じると 最も早く天敵の視界から姿をくらますため地面に落ちるものが多い
地面に落ちても裏返しになることもありそんな時はジタバタしなければならない
そこで素早く起き上がる技を身につけたと考えられている 時には何度も跳ねないとちゃんと着地できないこともあるかもしれないが 連続飛び跳ねは天敵を混乱させる効果がある

コメツキムシの仲間(コメツキムシ科)は700種もいて中には全く飛べないものもいる
トラフコメツキは大きさは1cm程 幼虫で越冬し3~5月に出現するが数は多くない
草木の葉や花を好む
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スノーフレークの花

2017-04-17 | 樹木 草花


スズランの様なベル型の花を下向きにつけ スイセンに似た細長い葉なので別名スズランスイセン
スノーフレークは雪片とか小雪の塊りと言う意味

中部ヨーロッパ原産のヒガンバナ科の球根植物
3~5月に開花しスミレに似た芳香を放つ
学名にあるleucojumは白いスミレの意味
花柄が柔いのか花は下向きで 白い花弁の先に緑色の斑があり愛らしい

一見スノードロップに似ているが別属の花だ
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チゴガニ♂

2017-04-16 | 小動物 他


干潟の青い宝石チゴガニ
干潟で盛んに大きなハサミを振り上げ振り下ろしダンスをしていた
このダンスはウェイビングと呼ばれ 求愛や縄張り行動の意味があると言われている

甲羅の幅が1㎝程の小さなカニ
ハサミは透明感のある白で水色の顔が良く目立つ
脚には鼓膜と呼ばれる構造があり 呼吸の助けをしている
メスはさらに小さく赤っぽい色をしている
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